物事の仲裁って一番大変だったりする
今回は早めの更新だったが短いという事実
-レナ視点-
「魔力補充完了…」
こうでもしないとまともに戦えないという時点でだいぶ戦力としてはアレだが、この間に解ったことが一つ。
どうやら俺の『死にづらい』力も魔力に依るもののようだ。
フランから魔力をもらったおかげでもう少しは使えそうになっているようだし間違いないだろう。
「ぐっ…」
やばい、フランから聞いた『デメリット』が前に出てきた。
血が欲しい。
目の前にいるあのメイドから血を貰いたくなる。
「レナ、大丈夫なの!?」
「問題ない…!」
理性は生きている、これ以上魔力を入れなければまだいけるはずだ。
「魔理沙、霊夢!俺はあくまで援護にしか回れん!このメイドに一撃加える役目は任せた!」
「解ったわ!魔理沙、行けるわね!?」
「問題ないぜ!」
地面を蹴り、霊夢と魔理沙が空からメイドを追いつめる。
「無駄ですよ」
時間が止まり、目の前からメイドが消え、代わりに大量のナイフ。
「ちきしょう!」
遠距離からの攻撃は全く意味なし、接近しても接近する前に終了、どうすれば!?
「あ」
そうだよ、せっかく俺の力があるんだ、使わないわけにはいかんだろ。
「メイドさん、もうあんたの力は使えねぇぜ!!」
俺はメイドに正面から迫る。
「何のハッタリです?」
案の定時が止まる、でここまで俺が接近してるんだ、相手はたぶん…
「時はまだ止められますよ」
首を狙いに来た。直接手を下そうとしてくれた、これで勝てる!
首に痛みが走るがそんなことはどうだっていい…!
「来た…!」
メイドの右腕を掴み、背後に回る!!
「!?」
「やっぱ俺にはこれがお似合いだ…!霊夢、魔理沙!!」
「行くしかないぜ!!恋符…!!」
「後で面倒見るから許してね、レナ!霊符…」
「『マスタースパーク』!!」
「『夢想封印』!!」
「一緒に消し炭になろうや、メイドさん…!!」
「…っ!!」
ただでは持たないが、だがこれで一人倒せるなら安いもんだ…!!
「!!」
結界張って止めてやがる!?
「時間を止めるのを防ぐために私の身体を直接触ったというのは評価に値します…ですがそれなら四肢を止めるべきだった。右腕だけ封じられても、左手が自由であれば結界張るのは容易なことです。」
「確かにな…」
見事。ここまで読まれるのは想定外だった。
「だが、伏兵には気付いてないようだな。」
いくらなんでも、大技を2つなんとかぎりぎりで防いでいるこの結界は後一押しで叩き割れそうだ。
つまり…!!
「恐怖の3段構えアタックだ!!」
藍が現れる、って何処から現れてんだ!?
地面から生えてきたみたいだぞ!?
「式神『十二神将の宴』」
結界を真正面に攻めるわけではなく、無防備な後ろから…って、え、俺もいるんですが、というか俺が一番被害浴びそうなんですがそれは…
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
銃弾の嵐に襲われました。
「大丈夫、レナ!?」
霊夢が駆け寄る、どうやらメイドは倒せたようだ。
…とりあえずうつぶせになって身体を動かせそうにないので左手だけ上げて『生きてる』と返事をした。
「良かった…」
が問題はレミリアとフランだ。
事情は知っているだけに、あの戦いはなんとか止めなくてはならない。
「無理は承知だが…」
身体に鞭を打つ。
ふらふらしながら立ち上がる。
動かせそうにないようなボロボロっぷりだったが結構無茶が通じるものなんだな。
「まだ魔力はあるか…なら…」
残りの魔力を使い切ってでも止めなくては。
多分次回で紅魔編最終回(予定です)
お楽しみに。




