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探偵


目覚めたかい?探偵君。


おいおい…手足は、椅子に固定して、縛っているから動かせないよ。


しかし、君には驚かされる。


完璧に作り上げた密室殺人のトリックを解いてしまい、更に死亡推定時刻を改ざんした事まで見破って、僕のアリバイを崩してしまうとは。


けど、残念だったね。僕は用心深いんだ。


君が容疑者を僕に絞り、身辺調査をしてる事は直ぐに分かったよ。


うーん、動機探しだろう?


だから、敢えて泳がせて、こちらも観察させてもらったよ。


まぁ、君は君の正義に強い誇りを持っている。


うん、それはとても良い事だ。


しかし、そのプライドは時に傲慢ごうまんになり、身を滅ぼす。


どうせ君の事だ、行き先など誰にも告げてないのだろう?君を助けに来る者はいない。


残念だったね、探偵君。


悔いる事はないよ。君が劣ってたんじゃない、単純に僕が君より優れていたんだ。

相手が僕じゃなかったら、今頃、君が犯人を追い詰めてる場面だろう。


さーて、話ももう終わり。


サヨナラ、探偵君。

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