98.近年の優等生は『もやし』かな?
こんな値段で売って利益が出るのかって不安になるような値段で販売されている事のあるもやしですが、私これが大好きです。鍋物に入れるとお味が三段跳びするんですよね~~~。
2~3年前までは物価の優等生と申しますと『卵』が代名詞的な地位を確立しておりましたが、鳥インフルエンザや戦争なんかによる飼料の高騰等など、複合的な原因に酔いまして、今やその座から陥落しつつある状態です。スーパーなんかで売られてる、サイズばらばらの奴を一パックにまとめた奴なんかは6個入りで120円前後まで値段下がりましたが、コンビニなんかで売られてる物は未だに260円以上しますものね。卵が優等生の座に返り咲くにはまだまだ時間がかかりそうですね、鶏の飼育方法から見直す必要が有るんじゃぁ無いかなんて思ったりなんかします。
そして、現在その優等生の座に有るのは『もやし』なんじゃぁ無いかなんて思います。野菜売り場なんかで見るとその値段は驚異的で一袋10円なんてのを頻繁に見かけますものね。勿論、物によるんですが圧倒的な安さには目を見張るものが有りますね、しかもかなり美味しいし。冬場なんかはもやしと油揚げをお鍋に投入するとそのお出汁の美味しさに目を見張ったり致しますものね。
もやしはマメ科の特に緑豆や大豆から作られたものがほとんどスーパーなんかで安売りされているのは緑豆から作った物が殆どで、大豆もやしは少しお高めで一袋70円~100円位するみたいです。変わり種としては『レンズ豆もやし』、『黒豆もやし』なんてのもありまして、黒豆もやしを某Amazon様で検索してみたら一袋540円もする高級品の様ですよ。もやしの世界は意外と奥深くてかなり広い世界の様です。
青森県、津軽の奥座敷と言われる大鰐町では『大鰐温泉もやし』と言う物が栽培されてるんですよ。これには2種類ありまして一つは『小八豆』という大豆から作られる豆もやし、そしてもう一つは『蕎麦』からつくられる蕎麦もやしと言う物なんだそうです。一応、青森県出身の私なんですが、小八豆から作ったもやしは1度だけ食べた記憶が有るんですよ。普通もやしって言うと茎がひょろっとしてて見た目何となく頼りなく見えるんですが小八豆もやしは結構茎が太くてシャキシャキ感がスーパーで売られてる物とは段違い、そして噛む度に何とも爽やかな香りが鼻を抜けていくんですよ。
これねぇ、豚汁の具にすると汁の美味しさが2、3段走り幅跳びでもする様にお味がぐーんとアップするんですよ。スーパーで普通に売ってるもやしを使っても味が変わるくらいですから、茎太なこのもやしならばお出汁成分もたっぷりと含まれてるんでしょうからお味も変わるでしょうねぇ。残念ながら地産地消でしかも足が速い野菜ですからほとんど県外に発送される事は無く、埼玉県では幻のもやしな物ですからお手軽に頂くと言う訳にも行かず、冬になるとあの味を思い出して悶々とするしかないのですよね。いつ帰省できるのかは分かりませんが帰ったら必ず食べるぞって今から心に決めている物の一つです。
そして、蕎麦もやし、これは全く食べたことも見たことも無いので探し出して頂いてみたいなぁなんて思っております。
安い割に(まぁ、種類によってはドン引きするくらい高いんですが……)蛋白質やビタミン、カリウム、葉酸、等々の栄養が詰まったもやしです、上手に使って美味しく頂きたいですね。そして思うのです、もやしさん、値段上がらないでねって。




