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好きなんだからいいじゃない  作者: 優蘭ミコ
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90.夏至ですね。

昼の長さが一年で一番長い夏至は海外では盛大にお祝いやらお祭りをする習慣が有りますが日本では梅雨の時期と重なるせいか、あんまり盛り上がりませんね。でも、こういう風習が有る事は有るんです。

北半球では6月21日頃に一年の中で昼が最も昼が長く、夜が最も短くなる日の『夏至げし』が訪れますね。ちなみに南半球では12月21日頃で自転軸の傾きと太陽の位置によって決まるため、全世界で同じ日に起こる現象なんだそうです。ただ、地球上には複数のタイムゾーンがあるため、ある地域では6月20日夜に夏至が訪れることもありますし、別の地域では6月21日朝に訪れることもありますし、(うるう)年の関係で一日ズレる事も有るんだそうな。大自然も営みは意外と正確な時を刻むんですね。なんか不思議な気分になってしまいます。


世界に目を向けてみると、夏至に大規模なお祭りが行われる事が多いんだそうで イギリスの『ストーンヘンジ』では遺跡が太陽の位置に合わせて設計されているので日の出の時間帯が特に神秘的なんだそうで、そんな中、多くの人が集まってドラムやダンス、その他のパフォーマンスが行われるんだそうですよ。アメリカでは『サンフランシス・コパレード』って言ってパレードやフェスティバル、音楽、ダンス、アート展示など、多彩な文化イベントが開催され多様な文化が交じり合う都市ならではの、多彩な祝祭が楽しめるんだそうです。フィンランドでは『ミッドサマー』、白夜に近い長い日中を祝うため、家族や友人が集まり、自然の中で過ごしつつ、メイポール(花やリボンで飾られた柱)を立て、その周りで踊ったり歌ったりして花冠被り伝統的な料理(ニシンの酢漬けや新ジャガイモなど)を楽しむんですって。これ、いいなぁ、一度参加してみたいです。


日本って夏至に行われる行事ってあんまりなくて、どちらかと言うと『冬至』のイベントの方が盛んですよね。南瓜かぼちゃ食べたり柚子湯に入ったりとか有りますものね。古代から、日本では冬至が生命力の回復や新しいサイクルの始まりと考えが有った事からそんなことになってるんでしょうか。


でも、そんな中でも夏至の行事が日本に全く無いかと言うとそんな事も無くて食べ物で言うと、関東地方では『焼餅』を食べる習慣が有るってさっきラジオから聞こえてきました。餅を食べることで健康を祈願する意味が込められているんだそうですが、お餅って古来、神事によく使われてきたからその辺からも来てるんじゃないかなって気もしますね。でも私は夏至にお餅食べた事は無いぞ……。


関西の方ではタコを食べる習慣が有るんだそうで、タコの足の数(八本)が豊作を祈願する意味を持つとされているためです。また、『タコを食べて足をしっかりと踏ん張る』という意味もあります。あと、夏至の風物詩と言う訳では無いんですがこの季節は『はも』が旬を迎えますね。初夏の風物詩の鱧は味がどうと言うより骨切りされたハモのふわっとした食感と共に骨のわずかな歯ごたえが残ってるところが魅力ですよね。


関東甲信越も梅雨入りして夏至の時期ってある意味あんまり過ごしやすい時期ではない日本ですがイギリス辺りではカラッとした晴天が続いて子持ちの良い季節なんですってよ、ところ変われば支那変わるそんな感じですね。前回の食中毒に注意しつついろんなもの沢山食べて本格的に訪れる酷暑の季節に備えたいですね。

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