81.三色団子三兄弟
食欲そそる串に刺された三色のお団子は見た目にも楽しいし、あったかい緑茶などと頂くと、なんだかほっこり幸せな気持ちになれますね。真冬に頂いても気分だけは春が来た様に感じてしまいます。
桜餅に続きまして三色団子……って、安直すぎねぇか…まぁ、いいや。
なんでこのネタかと言うと、偶然三色団子の色の由来と意味を知ってしまって誰かに言いふらして自慢したくなったからなんですよん。感心した知識を言いふらして悦に入る少し自意識過剰な私です。
で、早速なんですが、一般的に三食団子の色と言うと上から『桜色』『白』『蓬色』ですよね。そしてこの色は季節を現してるんだそうでして、桜色は春、蓬色は夏、そして白は冬なんだそうです。そしてこの説明で自動的に出て来る疑問が一つ、そう、秋はどこ行った?ですよね。実は秋は意図して外されてるんですって。
秋が無い……秋ない……飽きない……飽きないお団子……おおおお。だからどうしたって一笑に付されてしまいそうなお話でした。ちゃんちゃん。
更に、この三色団子を串に刺す時の色の順番にも意味が有って、桜色は春や桜を表しており花が咲く前の期待に満ちた蕾の時期を象徴し、白は冬や残雪を表しており、美しい花が満開に咲く様子をイメージしてて、蓬色は夏や草を表しており、新芽や葉の力強さを示しているんですって。つまり、蕾が花開いて清々しい葉をつけると言う末広がりな意味が含まれてるそうな。あんまり深く考えてなかったんですが、ちょっと突っ込んで調べてみるとなんか色々深い意味があるもんですね。
お団子好きですか?私大好きです。ここ最近あんまり頂く機会が無いんですが和菓子の中で一番好きかも知れないなぁって思います。甘さほんのりで何と言っても噛んだ時のむにゅっとした食感がいいじゃないですか。こんな食感って洋菓子には無いですよね。『お団子みたいな食感の洋菓子って有るの?』ってMicrosofutのCopilotに聞いてみたら『ババ・プティガトー』って言うのをチョイスしてきたんだけど、ババはフランスやイタリアのナポリの名物となっている焼き菓子の一種でイースト菌の発酵作用で膨らませた生地を円環形か円筒形の型に入れて焼いて、ラム酒風味のシロップをしみ込ませたケーキだし、プティガトーは『小さなお菓子』って言う意味じゃなかったっけ?これはおだんごじゃぁねぇんじゃねぇか、AIもまだまだ素直に信用できるものではないみたいですね。
三色団子みたく串に刺したお団子は出回り始めたのは室町時代に入ってからなんだそうで、当時のお団子は五個刺されてるのが一般的でこれは一つの値段が一文、五個で五文と数えやすいしある程度収益になったって言う意味合いがあったみたいです。大きさは現代のものよりも小さかったようで一口で食べられるくらいの大きさが主流だったそうですが、それくらいの大きさの串に刺したお団子って今でもあるような気がするんですけどね。そして焼団子が一般的で串は竹串だったんだそうですよ。おやつに丁度良さそうな雰囲気満載な気がしますね。
串に刺さったお団子って何となく春のイメージが自分の中に有って、真冬に見かけても春がもうすぐ来るんじゃないかって言う気持ちにさせてくれます。これは三色団子の一番最初が桜色で春を現してるというのが刷り込まれてるのか本能的に感じているのか分かりませんがそこら辺から来てる感覚なのかなぁ。お団子片手にあったかい緑茶なんか飲みながら、春の一日をのほほんと暮らしてみたい気がします。




