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好きなんだからいいじゃない  作者: 優蘭ミコ
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70.津軽のお蕎麦

青森県の津軽地方でよく食べられてる『津軽蕎麦』って言うのが有るんですが、これが中々変わったお蕎麦で関東で食べられてる物とは食感が全く違うんですよ。

 このエッセイの中で過去に何回かお蕎麦を取り上げたお話が有るんですけど、これを失念しておりました。そう、私の生まれ故郷で食べられている『津軽そば』と言う奴を。


 その昔、江戸時代以前はお団子状に丸めた形の物がお蕎麦として広く認識されていたんですが江戸時代になって『蕎麦切り』が始まってそれ以降、お蕎麦と言えば細長い麺状の物になって行った訳です。関東地方は土地が瘦せていて麦を育てる事が出来なかったからそんな土地でも栽培出来る蕎麦が普及したんだそうです、反対に関西の方では麦を育てる事が出来たのでうどんの文化が根付いたんですってよ。


 さてさて、津軽蕎麦は、青森県津軽地方を中心に食されている郷土料理の一つで、一般的にお蕎麦のつなぎとして使われるのは小麦粉、強力粉、中力粉、布海苔、ヨモギ、山芋、卵水なんかが多いんだそうですが、津軽蕎麦の場合、大豆をすりつぶした『呉汁ごじる』と言うのを使うのが特徴で、それをそばがきに混ぜ合わせて生地を作るんだそうです。江戸時代に蕎麦からタンパク質を摂取するためにこのような独特の製法が生まれたとされているんだそうですけど、正確な起源は分からないんだそうです。そうだよなぁ本州の最果ての地の事だもんなぁ。


 で、お蕎麦と言うと普通、茹でたてを頂くことが多いと思うんですが津軽蕎麦の場合茹でそのまま一晩寝かせます。なんか、ナポリタンに使うスパゲティみたいですね。そんな作り方をするもんですから、コシは全く有りません。もっと言うと箸で摘まみ上げるのが困難な位ほろほろとしててある意味食べづらいんですが、大豆がつなぎで使われているせいか風味はとても豊かです。私の実家の右斜め前に製麺所が有ってそこで津軽そばを作っていたんですがそのお店の前を通るたびにお蕎麦を茹でる良い香りがしていたのを今でもはっきり覚えています。今はもう廃業されてし合ったのかなぁ・・・良くお使いに行かされたんですが、このお使いだけは全然苦になりませんでしたよ。


 辛うじて楽天で販売されているのを見たんですが、購入するかどうかは今のところ保留です。特に理由は無いんですけどね。


 青森県の弘前公園ってご存じでしょうか?桜の名所でも有って、弘前の天守が有る公園で敷地面積は約49万2000平方メートルで、東京ドームの約10倍というかなり広い場所なんですよ。で、その本丸の近くに私が子供の頃には小さな動物園っぽい施設が有って、お猿さんとか熊さんとかいたんですが今はもうないのかな、その中にお茶屋さんみたいな売店が有って、そこの津軽そばが美味しかったんですよ。


 青森に住んでるおばさんは弘前に来るたびにそこで津軽そば良く食べてましたもの。私は三回くらいしか頂いた事無いんですが今でもしっかりその味覚えてますもの。子供の頃の味覚って、結構はっきり残ってるもので思い出すたびに懐かしさと食べたいなぁって言う思いがふつふつと湧いて心が熱くなったりします。


 よ~~~し、楽天でぽちっとするかな。あの頃の味が再現されてるのかどうかは分かりませんが、賭けに出てみるのも素敵なんじゃないかしら。もしも、購入したらこのエッセイでまた報告しますね。心はなんか弘前に飛んじゃってる私です。

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