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好きなんだからいいじゃない  作者: 優蘭ミコ
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69.湯豆腐で熱燗で

色んなお鍋が有りますが、熱燗によく合うお鍋と言ったら湯豆腐を置いてないのではと思います。つけだれのお出汁の風味、お豆腐のあっさりとしたお味がお酒の味を引き立ててくれますもの。

 大寒を過ぎましたが寒さの本番はまだこれからと言う雰囲気ですね。寒い時には鍋物で熱燗でって考えただけで日本に生まれてよかったぁなんて思ったりします。


 鍋物と言いますと、代表的なのは寄せ鍋なのかしらん?あと、ちゃんこ鍋。自宅の近所に専門のお店なんかも有ったりして、そこでは一人鍋なんかも出来ちゃうんですよ、最近伺ってないですが、熱烈な相撲ファンの御主人は元気かな。あと、韓国グルメブームも真っただ中と言う感じで『チゲ(치게)』も良い感じですよね。


 そんな中、寒い時期のもう一つのマストアイテム『熱燗』が有る訳ですが、純米酒を徳利であっためてきゅっと一杯やったひにゃぁ体の中から暖まったりしますよね。そんな感じで日本酒に合わせるならば、あんまり味の濃い料理は如何な物かって思う私なんですよ。お鍋にしても『湯豆腐』くらいのお味が丁度良いんじゃないかななんて思ったりします。


 湯豆腐はその名の通り豆腐を使った鍋料理の一種な事は説明の必要が無い位なんですが、これの発祥は京都府南禅寺周辺とされているんだそうです。明確に分かっている訳では無いらしいんですが、お豆腐を使った料理に関しては室町時代に豆腐料理の専門書『豆腐百珍とうふひゃくちん』と言う天明2年(1782年)5月に出版された料理本が有って100種の豆腐料理の調理方法を解説しているこの書籍がブームとなって豆腐料理が一般に広がって行ったんだそうです。


 ただ、湯豆腐のレシピは明確な記載が無いんだそうで当時の物がどんな感じだったのかははっきり分かってないらしいんですが、湯豆腐だもの醤油とか、醤油・酒・みりん・出汁等を合わせたもの、あるいはポン酢醤油なんかをたれにして、薬味はネギ、ユズ、大根おろし、削り節って言うランナップは変わらなかったんじゃないかなぁ。外国の方はお豆腐に蜂蜜かけて食べる方もいるらしいんですが、室町時代や江戸時代の日本人がそんなぶっ飛んだ食べ方するとは思えないですものね。


 湯豆腐には木綿豆腐ですか、それとも絹漉し豆腐ですか?私は断然木綿です。冷奴ひややっこなら絹漉しですが鍋で温めると少し硬さが有った方がお鍋の中で崩れてお湯が濁っちゃったりとかしないですものね。それに、お湯は普通のお湯使います?私は必ず出汁昆布入れますよん、その方がたれの旨みも増しますし、トータルの美味しさがランクアップしますものね。


 で、私の姉なんですが、彼女は今でも青森県在住で、姉式の湯豆腐って言うとお豆腐を蕎麦つゆであっためるんですよね。そんでもって、刻み葱加えて七味唐辛子かけるの。お姉様、それってお蕎麦が豆腐に変わっただけで正確な意味で湯豆腐って言わないんじゃないかしらんとか心の中では呟いてみるんですが声に出しては言えないのですよね。ただ、これが結構美味しくて熱燗ともよく合うもんだから私も自宅でたまにやったりするんですよ。


 何よりも準備も後片付けも簡単、しゅっとつくってしゅっと片付けられる。もしもお腹が物対無かったら残ったつゆにお蕎麦投入してみたりなんかしてね。津軽蕎麦って知ってます?全くコシが無くて箸で摘まみ上げるのも難しいくらいほろほろとしたお蕎麦なんですがこれが〆の一杯に効くんですよぉ。ああ、湯豆腐じゃなくて津軽蕎麦食べたくなって来たぁって、こういう結論で良かったのかな・・・。

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