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好きなんだからいいじゃない  作者: 優蘭ミコ
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60.そ~~~す、なんちって・・・

以前、お醤油のお話をしましたので今回はソースのお話。日本食の味付けに良く合う調味料の対極にある所謂、洋食のお供ソースはどんな歴史を歩んできたのでしょうか、一つの企業に絞って見て行きたいと思います。

先日、と言っても少し前の事になりますが、お醤油のお話をしましたので今回はソースのお話です。何の関係が有るのか?はい、全く関係ありません・・・


日本国内で売られている所謂『ソース』って言うと、揚げ物にかけて食べるって言う認識が広めに浸透してるんじゃないかしらんって思うんですよ。で、その中でも有名なのは『ブルドックソース』なんじゃないかしら。ソースと言えばブルドック、お醤油と言えばキッコーマン・・・違いますかねぇ。


さて、ブルドックソースは『ブルドックソース株式会社』様から発売されているものでして、1902年(明治35年)食料品卸商三澤屋商店を開業したところまで遡るんだそうでして百年以上続く企業が手掛けてるんですね、全国的に浸透する訳です。ただ、実際にソースの販売を開始したのは1905年で創業から三年後のことになるんだそうです。『ブルドックソース食品株式会社』として創業したのは1926年(大正15年)9月21日の事なんだそうで、現在の『ブルドックソース株式会社』と言う社名になったのは1962年(昭和37年)で意外と最近の事なんですね。


創業者は小島仲三郎こじまなかさぶろうさんと言う方で1878年に生まれ、福岡県出身だそうですよ。彼は最初に東京の洋食店で働き、その後、横浜の『ニューオリエンタルレストラン』で働いていたとされています。


このレストランは、イギリス人のフレデリック・ヨーク・ストッキーが開店し、彼のもとでソースの製法やレシピに触れ後々ブルドックソース株式会社の企業にいつながったみたいです。で、このソースで定番と言えば『ウスターソース』『中濃ソース』『とんかつソース』の三種類でしょうか。


ウスターソースは醸造酢、糖分、魚醤、タマリンド、香辛料、ニンニク、玉ねぎ、アンチョビなどが含まれ甘み、酸味、塩味、そして微妙な辛さがバランスよく調和しててお醤油的な使い勝手御良さが有りますね。


とんかつソースはベースがウスターソースで甘みと酸味が程よく調和してて甘めの味わいが揚げ物のカリカリとした食感に良く合うお味に仕上げられてて比較的濃いテクスチャーを持っており、とんかつにしっかりとからむように出来てますよね。発売されたのは1962年で発売当初は『ボーアソース』と言う名前で発売されたんだそうです。ちなみにボーア(zacht)って言うのはオランダ語で『柔らかい』っていう意味なんですってよ。


で、問題なのが中濃ソース。これってとんかつソースもそうなんですが日本独特の物なんだそうで、ウスターソースをベースにしながらも日本の味覚に合わせて甘みや酸味、コクを調和させた物でカツ丼や親子丼など、様々な日本料理に利用され昭和のお父様方はカレーにがんがんかけていただいてましたよね。汎用性があり、幅広い料理に使える様に開発された物なんだそうです。


今のところ、お醤油に押されてる日本のソースですが、そのうち海外でも評判になる日が来るかもしれませんね。とんかつが日本食として海外で受け入れられる様になれば、ソースも必然的に必要になりますから可能性は秘めていると思います。先行投資の対象に・・・なるかどうかは個人の責任と言う事で。


あ、とんかつ食べたくなってきました。

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