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好きなんだからいいじゃない  作者: 優蘭ミコ
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39.いちご煮とは・・・

いちご煮とは、採れたての新鮮なを『とちおとめ』を鍋に入れて弱火で煮込んで形が無くなってきたところで少し砂糖を加えて……じゃぁなくてさ…

いちご煮とは、採れたての新鮮なを『とちおとめ』を鍋に入れて弱火で煮込んで形が無くなってきたところで少し砂糖を加えて……じゃぁなくてさ…取りあえず定番のボケをかましてみました。


いちご煮と言うのは主に青森県の三八地方、太平洋側の盛岡に近い当たりでよく食べられてる『雲丹うに』と『あわび』を使った椀物です。高級食材てんこ盛りの贅沢な一品なんですよ。実は私、本物を食べたことが有りません、だって、お店で食べると一杯3,000円とかするもんだから手げ出る訳もなく……


私が頂いた事が有るのは缶詰物ばかりなんですがそれでも一缶1,500円、高い物だと2,000を超える物も有り自分でお金出してホイホイいただける様な物ではございませんですよ。雲丹も鮑も好きなんですけど一年に一度食べるか食べないか、そんなもんですからねぇ。雲丹も鮑も何とか量産出来ない物でしょうか。


一昔前、外国人が生鮪の角切り摘みに日本酒飲むなんて言う事は考えられない事でしたが、お寿司の文化が世界中に広がって魚の生食と言う習慣もちょっとずつ広がった結果、そう言う光景があちこちで見られる様になりました。その分、海洋資源の乱獲が進んじゃって魚が捕れなくなって来て秋刀魚さんまは今や庶民の手を離れて高級魚に変わりつつあります。目黒の秋刀魚祭りがかなり危ないらしいといううわさまで聞くようになってしまいましたものね。


食文化が多様化するのは良い事だとは思うんですが、その結果どうなるかって言う事もこれからは考えて行かなくてはならないのかも知れませんね。


雲丹は日本を始め、カナダ、ロシア、チリ、アメリカのオレゴン州、ワシントン州、カリフォルニア州などの太平洋岸、あと、イタリアなんかでも捕れる物らしいので品不足になる事は無いとは思いますが、実は雲丹って餌で食べた物で物凄く味が変わるんだそうですね。沿岸漁場から海藻類が無くなる磯焼け現象対策としてその原因の『紫雲丹むらさきうに』を捕獲してキャベツを食べさせて養殖するって言う試みが神奈川県水産技術センターで行われてるんだそうで、味的には甘味のグリシンが多くて苦味のバリンが極めて少なくなる事が確認されてるんだそうです。一度食べてみたいですね、養殖だから値段も抑えられて大量に出回る様になれば値段も安くなってても出し易くなるのかな、期待してますよ神奈川県水産技術センター様。


青森県と言うと一般的には林檎の名産地という認識だと思いますが実は天然雲丹の産地でも有ったりするんですよ。漁場としては皆様お馴染みの津軽海峡、そして八戸港付近。だからいち煮という料理が八戸付近で生まれて普及して行ったのかも知れませんね。青森は林檎だけじゃないんだぜぇ、フランスから鴨のたまごを輸入して本格的に生産しているそうで海外ではかなり有名な物になってるみたいです。


まぁ、いずれにしても今のところ高級品過ぎておいそれと手が出せないいちご煮ですがいつかお店で本物を注文してその味を確かめてみたいと思っています。それが私の人生最大の野望になりつつある今日この頃な、懐の狭い奴だったりします。それは一生変わる事は無いでしょう。

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