25.おでんぐつぐつ
子供の頃は私にとってプールとおでんは切っても切れない関係に有る物でした。冷えきった体にほっこり染みるあったかいおでんは思い出の味です。
子供の頃、春夏秋冬季節を問わず、おでんを食べてたような気がします。冬はもう勿論の事なんですが、私は夏のおでんの方が印象に残ってるんですよね。勿論あったかい奴です。最近は冷やしおでんなんてのも有ったりして、バリエーションは広がりつつあるみたいです。
小学生の頃、夏休みと言えば一日中プール。近所に市営プールが有って雨の日以外は一日中水の中という感じでお前は河童かと言われても反論できないくらいでしたよ。蛇足ですが私、夏休みの宿題って、やった記憶が無いんですよね。どうやって乗り切ってたんだろう、そもそも宿題自体が今程重荷にならないくらいの量だったんでしょうか?小学校時代の夏休みは遊んだ記憶しか無いです。
そして、プールから上がって唇が紫になるくらい冷え切った体でこれまた近所にある駄菓子屋さんでおでんを買って食べるのですよ。冷えきったからだにじんわりと染みこむおでんのあったかさ。
特に生姜味噌で食べる味噌おでんが好きだったなぁ。蒟蒻と大根とはんぺんと。当時はこのラインナップで30円くらいで食べられたんですよね、駄菓子屋のおでんとはいえ激安ですね。子供相手というのも有ったのかも知れませんがこれで利益が出てたんでしょうかね、夏場大根って結構高いじゃないですか、今考えれば不思議な気がします。
この年になると、おでんと言えばビールか日本酒。勿論焼酎なんかもいいですね。特にお鍋でぐつぐつ煮ながら食べるのが好きで、真冬、炬燵の上にお鍋置いてコンロは弱火でお出汁が沸騰しないように注意しながらビールから初めてイモ焼酎のロックかなんか飲んで更に日本酒呑んでなんて言うのは冬場の醍醐味以外の何物でもないですね。
窓の外に雪かなんか舞ってたらさらに言う事無いんですが、南関東じゃそんなの年に数回あるかないかの風景です。風情というか冬におでん、おでんは俳句の上でも勿論冬の季語ですよ、そして気象庁が定める冬は毎年12月~翌年の2月まで。立冬は越えましたが気象庁の定義ではまだ冬じゃないんですよね。でも、おでん食べて冬を先取りしましょう。
コロナ過でコンビニおでんが下火になってしまいましたが、今年の冬は復活の兆しがみられて、私の近所のコンビニでも何件かおでんの店頭発売が再開されておりますね。今、子供たちにとって駄菓子屋の代わりはコンビニとも言われてますから、コンビニのおでんも子供たちに愛されているのでしょうか?
大人が買う方が多いかな……
さて、今宵はおでんにしようかな。と、なれば日本酒や焼酎やビールも仕入れなければいけませんね。子供の頃味わったおでんとは一味違う大人の楽しみ方で、夜を過ごしたいと思います。
あったまりましょうね。




