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好きなんだからいいじゃない  作者: 優蘭ミコ
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175.こんなおにぎりは嫌だ……

都市伝説ではないんです、これやった政治家は実在します。津軽選挙と呼ばれる実弾飛び交う選挙戦は今でも変わらないのでしょうか。そんな政治家が絶滅している事を心から祈ります。

 日本の政治になんとなく兆しが見えて来た様に感じます。政治家達が何処に向かうのか、そしてそれが正解なのかどうなのか現状分析出来なくて少し、いえ、大いに戸惑いを感じます。このイベントの後に今迄見せていた平穏がその表情をがらりと変えて予測不能で過酷で理不尽な変化が訪れそうな気がして仕方がありません。


 そう、衆議院解散から16日と言う超短期決戦の国政選挙が行われます。真冬の決戦、故郷青森県は災害級のドカ雪で自衛隊が災害派遣される有様です。こんな環境下で公平な選挙が行われるのかってそれ自体に不安を感じてしまいますよね。天気予報は投票日当日は荒天を予測しています、大丈夫か?ホントに、期日前投票を有効に使いまさょ、入場券無くてもマイナンバーカードとか免許証が有れば投票出来るそうです。


 で、私の極めて私的な選挙に関するイメージなんですが、これが物凄く悪いもので所謂『津軽選挙』をまず最初に思ってしまうからなのてすよ。この津軽選挙、はっきり言って賄賂わいろが飛び交いお金で票を買う、勿論そんな事は違反そのものでしかないんてすがその法律の網を微妙に掻い潜る事でお金をばら撒きつつ自分への投票をアピールする、そう言う政治家達の戦いが選挙ってイメージが私の中で蟠っています。笑い話なんだろうなって思いたいのではありますが、お孫さんが爺ちゃん婆ちゃんに言うんですよ……


「ねぇ、じいちゃんばあちゃん、僕、自転車が欲しい」


 その言葉に爺ちゃん婆ちゃんは答えます……


「そうかそうか、だったらもうちょっとだけ待ってな、もう少しすれば選挙来るはんでな」


 そう、選挙が始まれば政治家かお金ばら撒くからそれで買ってあげるからねって言う意味でして、津軽地方では有名なお話なんですが、立候補者の事務所てはおにぎりが置かれてて、それをを陣中見舞いに訪れた支持者に配るんだそうですよ。そして持ち帰った支持者がおにぎりを割ってみると中身の具材として入ってるのは『一万円札』だったりするんだそうです。


 これが都市伝説じゃないのが津軽なんですよ、そしてその伝統は今でも受け継がれてるとか受け継がれてないとか言われてましてね……まぁ多分そんな行為は絶滅したと思いたいんですが、どうなのかなぁ。信じるか信じないかはあなた次第です。とは言ったものの、公職選挙法第139条ではいかなる名義をもってするを問わず、選挙運動に関して飲食物を提供することができないと、定められてまして、おにぎり配る事自体が選挙違反なんですけどね。候補者が飲食物を配るのは公職選挙法に完璧に引っ掛かるイケない行為なのです。


 私的におにぎりの具は一万円札より筋子の方がい絶対いいなぁ。てだ、実は私の近所から現在筋子が煙の様に消え去ってるんです、正確に言うといくらも。ネット情報によるとやっぱ鮭の不漁が続いてるんだそうで、そうなれば当然卵も取れないから品薄状態になりますわね。そう言えばコンビニのおにぎりから『いくら』おにぎりが消えてる気が……このお話を書いてて気付いて調べてみたんですが、いくらおにぎりを全国販売してるのは2026年の2月現在ローソン様だけで、ファミリーマート様は北海道・東北限定、セブンイレブン様は取り扱い無しの状態で、ローソン様のいくらおにぎりは税込で308円と言う超高額商品、私の様な庶民には手も足も出ない価格設定なってました。確かに昔からのそれ程お安い物ではありませんでしたが価格の高騰に歯止めがかかっていない様です。なんだかため息しか出ないですね。


 だったら回転寿司等々でお馴染みのアトランティックサーモンから取ることはできないのと言う疑問を抱いて調べてみたんですが、サーモンの卵はいくらや筋子には出来ないそうです。その理由としては卵が小粒で皮が薄くて味自体が薄くて美味しくないんです。いくらや筋子の醍醐味は噛んだ時にプチプチ弾ける食感と少しねっとりした濃い味じゃあないですか。これが無いとなると商品として成立出来る訳も無くな検討にすら値しないという事になってしまいます。近畿大学で『のどぐろ(赤鯥あかむつ)』の完全養殖に成功したそうですが、これの商業化に目処がついたら次は白鮭の完全養殖を研究してくれないかな、それが出来ればいくらも筋子も食べ放題なんですがねぇ……


 でもこれは実現不可能な課題になってしまいそう、サーモンと違って白鮭は成長スピードが遅くて海での回遊範囲が広く、身体に傷がつきやすくて物凄くデリケートなうえに生存率が低い。従って商業化するにはコストパフォーマンスが悪すぎて漁で獲ってきたほうが遥かに儲かる訳でして、白鮭の完全養殖は夢で語るだけのシステムになってしまいそうです。


 古代の米は『稲霊いなだま』として神聖視されていました。米そのものが神の力を宿すと考えられていたため、 米を手で固めた『にぎり飯』も神への供物として用いられた記録があります。 万葉集や延喜式えんぎしきにも神社の祭祀でにぎり飯を供えた記述が残っています。そんな神聖なものを自分の権力欲を満たすための道具に使ったら神様のばちがあたってしまいますね。神様が宿ってる食べ物を粗末に扱っちゃあいけませんよね。そして神様にもですが、食べ物には私達の手元に届ける為に尽力して頂いた沢山の人が居るのですから、その皆様に感謝して、手を合わせながら頂きたいなぁなんて思います。『いただきます』『ごちそうさま』なんて素敵な言葉なのでしょう。

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