152.コンビニスイーツに甘やかされて
ストレスは酒で発散する私だった筈なんですが、ここ最近甘い物に走る事が有ります。特に和菓子の繊細な甘さは、心をおもっきり甘やかしてくれます。
私の年代でアニメ版の『ドラえもん』の声と言えば『大山のぶ代』さんなんですが、日本テレビで放送されてた時代を含めると『富田耕生』さん『野沢雅子』さん、そして現在の『水田わさび』さんが演じられておりますね。そうそう、日本テレビ版では最終回が放送されてて私の幼い記憶によるとサブタイトルが『ドラえもん未来へ帰る』だった筈、未来の世界でとある事件が起きてドラえもんは未来に帰らなくちゃならなくなってび太は『今のぼくなら一人でもやれる』と成長した姿を見せ、ドラえもんを安心させると言うお話だった筈……なんですがなにせ白黒テレビで見てたくらい昔の記憶なのではっきりしませんし、日テレ版のドラえもんはおそらく今後再放送される事も無いと予想されますし確かめる術が有りません。なにしろ- 視聴率が低迷して半年で打ち切りになっちゃったんですよね。何故か……ドラえもんがおやじっぽくて可愛くなかったから……。しかも現在までに公式なビデオやDVDとしての発売は一切されていません(私的に持ってたビデオをDVDで発売された物は有るみたいですけど)のでほぼ絶望的なんですよね。
で、ドラえもんの好物と言えば『どら焼き』ですよね。初期のエピソードではお餅が好きと言う設定も有ったそうなんですが、どら焼きが定着したのは初恋の相手『ノラミャー子』と言う未来の世界に住む美しい猫型ロボットからどら焼きをプレゼントされたのがきっかけなんだそうです。ノラミャー子は年代によってかなりデザインが変わるんですが、雑に説明すると要はドラミちゃんをピンクにした感じと思っていただければ間違い無いかと思います。落ち込んでた時にノラミャー子から貰ったどら焼きのと甘さ彼女の優しさが相まってドラえもんの心に深く刻まれ、どら焼き=愛情の象徴になったんですって。
と、言う訳でこのどら焼きですが、伝説によれば、源義経の家来・弁慶が傷を負って民家に助けられた際、感謝の印として銅鑼を使って生地を焼き、餡を包んだ菓子を振る舞ったのが始まりとされているんだそうですよ。まるまっちくて可愛い見た目の和菓子の割にはなんだか壮大な伝説が有ったんですね。その後江戸時代になると-枚の薄い皮できんつば四角い餡を包むスタイルで、現在の『』に近い形状に進化した後、明治時代になるとホットケーキ文化の影響で東京・日本橋の『梅花亭』の三代目店主・森田清兵衛氏が、丸く焼いた皮で餡を挟むスタイルを考案。この時点で振り出しにほぼ戻って現在のどら焼きに近い見た目の物に定着したみたいなのですよ。昭和20年代以降、どら焼きは急速に全国に広まってホットケーキと混同されるほどの人気を得てドラえもんの好物になったと言う壮大な歴史を持ってる和菓子なのですよ。
何でいきなりどら焼きなのか?私の場合、どちらかと言うと辛党であんまり甘いものは食べない方なんですが実はここ最近、コンビニスイーにちょっとだけハマってて、特に今更かとおっしゃられるかも知れませんがローソン様の『プレミアムロールケーキ』にドはまりしたりなんかしてたりします。あれ美味しいですね、生地はもちもち、クリームは甘すぎず口当たりが良くてふんわりと溶けるあの食感はスィーツ専門店で売ってても遜色ないんじゃないかって感じる位の美味しさです。そして、コンビニスイーツは洋菓子だけでなくて和菓子もめちゃめちゃ美味しくて、何種類か頂いたんですが、その中で特にお勧めしたかったのがどら焼きと言う訳なのですよ。
和菓子の何が良いかって、甘すぎないところですよ。激甘な洋菓子って言うのも最近少なくはなってますけど和菓子の甘さ程繊細なお味の物って今のところ出会ったことが無くて、甘い物食べるって聞かれたら和菓子ならって私は多分答えます。そして期待を裏切らないそのお味に私の心は埋められない心の隙間を甘さは埋めてくれるように感じてしまいます。甘さは食べる人を思い切り甘やかしてくれると思います。日々の緊張感を癒してくれるものは音楽だったり映像だったり親しい人との会話だったりする事は勿論あるとは思います。でも、甘い物ほど癒してはくれないんじゃないかなっても思ったりします。更に甘い物ってお腹を満たしてくれるじゃないですか。その満腹感は幸福感に変わってそれが心を溶かしてくますね。糖質はエネルギーとしてもかなり優秀ですし、疲れを取ってくれますからそういう意味でも心を元気にしてくれるんじゃないかなぁ。ただ、食べ過ぎると体重計に乗る事が怖くなってしまいますのでその辺は注意が必要そうですね。まぁ、運動して燃やしてしまえばすべて解決と言う側面も有るんですけどね。
どら焼きにの皮にはショ糖・デンプン、餡にはショ糖+オリゴ糖+食物繊維、香ばしい皮の焼き香、餡の甘さと舌触りは幸福感を誘発するセロトニン系の反応を促進して手のひらサイズの安心感は食べきれる量がちょうどいい満足感を生み出します。和菓子って優秀ですね、お酒でストレス発散するのも一つの方法では有りますが、和菓子の甘さに甘やかされてみるのも良いんじゃないかって思う今日この頃です。それが専門店に行かなくてもコンビニで簡単に手に入る、日本ってなんて良い国なのでしょう。




