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好きなんだからいいじゃない  作者: 優蘭ミコ
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137.餡かけが世界を救う

意外と万国共通で好まれてる餡掛け料理はアジア圏だけでなく視点を変えてみれば世界中に有る物なんだなって感じさせてくれますね。それが世界平和につながるか?

 ふと思ったんですが、餡掛け料理って結構な数が有りますよね。物凄い曲解をするとカレーだって餡掛け料理に仲間に入りそうな気がします。日本人って餡掛け料理が好きだからカレーも全国に広がったのかしらんなんて考えちゃったり致します。


 私の餡掛け料理の思い出で線れるに覚えてて、しかも初めて食べた物だと思うのが『餡かけ茶わん蒸し』なんじゃないかな。今は亡き母様が作った物では無くて誰かの結婚式。親戚のお姉さんだと思うんですがあまりにも小さくてその辺の記憶はほぼ無くて、お寺さんでの仏前結婚式だった事だけは覚えています。その宴席で出されたのが餡掛け茶碗蒸しで、父から小さなスプーンで一口か二口食べさせてもらった事を覚えています。鶏肉がジューシーで、三つ葉の香りが良くて、そして何と言っても餡のお出汁がしっかりしてて口の中にとろんと広がる温かさ、子供心に世の中こんなに美味しい物が有るんだって本気で感心したのを今でもはっきりと覚えています。


 それ以来茶碗蒸しの餡掛けに出会う事は無くて頂く機会は無く、ネットでちょっと調べてみると、あれってひょっとして青森県、特に弘前界隈でのみで食べられてる物凄くローカルな茶碗蒸しだったのかななんて思ったりなんか致しますが、実際問題どうなんでしょうね?


 そして時は巡り餡掛けにハマりそうになったのが埼玉に出て来て今住んでるところの最寄駅付近にある町中華のお店で頂いた『餡掛け炒飯』。蟹(カニカマかも知れない)がたっぷり入った餡がかけられたぱらぱらご飯の炒飯が何とも美味しくて週末のたびにお店に伺っておおりました。私、炒飯はパラパラしてればいいってもんじゃyないって思ってる派でどちらかと言うと『焼き飯』的な物の方が美味しいと持ってるんですが、餡掛けにするなら炒飯はぱらっとしてないといけないなって思います。そうでないと餡がしっかり絡んでくれませんもの、この辺はカレーとおんなじ原理なんじゃないかしら。ジャポニカ米で頂くカレーもめちゃめちゃ美味しんですがさらっとしたタイ米で頂くと更に美味しくなりますものね。そうそう、このお店、今でも存在してるんですが最近店の前を通っいたら長期休業と言う張り紙が……ご主人、体調崩されたみたいでとても心配しています。復活したらまた伺いますね。


 あと、最近ハマったのが……敢えてチェーン店名を出しますが『餃子の王将』の『天津飯』。昭和初期の日本では『天津』や『北京』などの地名がエキゾチックに感じられたんだそうで中華料理のメニュー名的に響きが良くてこの名前になった日本発祥の料理です。関西では塩餡、関東は甘酢餡がメジャーなんだそうですが、お店では餡のお味が指定出来るみたいですね。私は甘酢しか頂いた事無いんですがご飯が炒飯じゃなくてシンプルにご飯って言うところが素敵なんですよね。ご飯だからふわふわ卵と餡のお味が堪能できる。チャーハン使っても悪くは無いんですが、餡掛けの風味を堪能するならご飯かなって思います。


 餡掛け料理は世界にもたくさんありますね。麻婆豆腐麩だって餡掛けに出来るしとろみはないけど餡風のとろっとした炒めソースが特徴のタイ料理『パッシーユ』とか『パッウンセン』フランスのソース・ヴルーテ(velouté)ラグーやグラヴィーソース等々アジア圏だけでは無くてヨーロッパ方面にも存在するのは人間ってとろっとした食感がもれなく好きなんだなって感じさせてくれます。DNAのどの辺にそれが刻まれているのかは不明ですが、人間として、食の共通点が有る事はとても素敵な事だと思います。その辺から分かり合う事って出来ない物でしょうか、そこを紐解いていくとひょっとしたらホントに平和な世界なんてのが実現したりするのかも知れません。まぁ、そんな都合よくは行かないとは思うんですが、民族は違って分かり合えるんなら、良い世界になるんじゃないかなって思います。


餡掛けは世界を救う……かも知れません。

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