128.玉子かけご飯に感謝を込めて
スーパーで買い物してて見かけた張り紙には『品薄の為、卵はおひとり様一パックまで』と書かれていてまだまだ生産状況は回復していないんだなって、昨年末から今年にかけて鳥インフルエンザ、流行しちゃいましたからねぇ……
先ほど久しぶりにコンビニじゃなくて近所のスーパーに行ってきたんですが、卵売り場に張り紙がして有って『品薄が解消していないため、卵はおひとり様、一パックまででお願いいたします』との事でした。
昨年は飼料の高騰やら戦争の影響なんかも有ったんですが、今年に関して言えば主原因は『鳥インフルエンザ』なんだそうで2024年10月以降、感染が急速に拡大して約840万羽の採卵鶏が殺処分されてしまったそうなんです。『家畜伝染病予防法』の元に採卵鶏に関する法律が定められてるんですが、この法律によりますと、高病原性鳥インフルエンザが発生した場合、全ての感染鶏を殺処分することが法律で義務付けられてて、これは鶏同士だけでなく、野鳥や人間を介して別の養鶏場に広がるのを防ぐためなんだそうで、感染が確認されると直ちに殺処分して拡散を防ぐ事を目的としているんだそうです。
インフルエンザなんだからワクチンが有るんじゃないのって疑問に思う方もいらっしゃると思います。勿論、鳥インフルエンザ用のワクチンは存在してて大きく分けて二種類、『不活化ワクチン』って言うウイルスを弱らせたり死滅させたりして作られたワクチンと『遺伝子組み換えワクチン』って言う特定のウイルス遺伝子を組み込んだワクチンが存在するんだそうです。
更に『mRNAワクチン』と言うのが開発中なんだそうで、これ、何となく名前聞いたことありません?そう、あの疫病蔓延時に世界中で盛んに研究されたやつとだいたいおんなじ原理の物なんだそうですよ。ただ、日本で法律で定められている訳では無いんですが原則として『原則として使用しない方針』と言うのが定められてて、使われる事は無いそうです。なぜワクチンを使わないのか、これにはいくつか理由が有って、ワクチンを接種すると感染しても症状が出にくくなって感染発見が難しくなり、ウイルスが密かに広がる可能性がある事と鳥インフルエンザの存在を隠しているのでは?と国際的な疑念が発生して卵どころか鶏肉の輸出が出来なくなってしまうと言う大きな事が二つあるんだそうです。それに、感染したら殺処分と言う法律が有ったりするので感染しちゃったら結果は同じと言う事ですね。例の感染症と同じでワクチンは症状を悪化させないだけで感染を防ぐ力は無いのですよ。
そして、これがワクチンを使わない一番大きな理由なんじゃないかなって思うのが、『ウイルスの変異を助長するリスクがある』って言うところなんじゃないでしょうか。ワクチンの影響でウィルスの毒性が強い物に変異しちゃったら元も子も無いですもんね、あのウィルスが壊滅的な種類に変異しなかったのはある意味ラッキーだったのかも知れません。私はあのウィルスの話を初めて聞いた時、小松左京先生作の『復活の日』を思い出しちゃったりしましたものね。発生原因や感染が広がった理由も含めてね。
かつて……と、表現出来る位、過去の事になってしまった感の有る『物価の優等生、卵』と言う表現はもう戻って来る事は無いんでしょうね。実際問題物価自体が高騰してるし円安だし税金高いし、輸出関係じゃない生産現場に日の刺すお話は皆無で、この経済的なピンチをいかに生き残るかという事しか考えられない状態になってますよね。一番簡単な人件費を削ると言う対策を取れば消費が冷えて不景気にさらに拍車がかかり経済的な壊滅状態を迎えるんじゃないかって心配も有りますよね。私の今は亡き父がこれまた小松左京先生作の『日本沈没』を呼んで、このお話は、日本列島が物理的に沈没すると言うお話じゃなくて、経済的に破綻して沈没すると言うお話だねって言ってたのを何となく思い出したりします。そういう日が来ない事を心から願いたいんですが、今の政府のやってる事を鑑みると背中を一筋、冷たい汗が流れ落ちるのを感じたりなんかします。
とりあえず、久しぶりに行ったスーパーで卵は購入してまいりました。一人暮らしゆえに12個入りでは無く6個入りの物を買い求めたんですがMサイズで税抜き190円。一生懸命な生産者様に感謝の手を合わせつつ、大切に頂きたいと思います。とりあえず、まず日本の専売特許、玉子かけご飯にしてみましょうか。




