126.ケチャップはアジアから
ザ・アメリカン的なイメージの有るケチャップですが、実はこれアジア発祥の調味料だったんですね。元々は大豆や魚を発酵させたものが起源なんだそうです、これを改良してとまとけちゃっぷができたんですってよ。
さっき、ぽこんと思いだしたんですよ。なぜか、そのもとになったテレビ番組が再放送されてたから。何を思い出したのか……ケチャップの元々の発祥はなんだったのかって言う事。現在のイメージは完熟トマトを収穫して洗浄した後に 皮や種を取り除いて、ピューレ状にして更に玉葱、大蒜、シナモン、クローブなんかのスパイスを加えて ゆっくり煮込んで味を馴染ませてから濾してなめらかにする。でもって、更に煮詰めて水分を飛ばしながらとろみを調整すると言う、要するにトマトが原料の調味料ってイメージですよね。
ところがだ、実はチャップの起源はトマトではなく 魚醤に有るんだそうで、もともとは 中国南部や東南アジア で使われてて16世紀以前 には既に作られていた『ケチャップ(kecap、ketjap)』という調味料が起源なんですって。ザ・アメリカンだと思ってたケチャップですが始まりはアジアでそれが17世紀初頭(1600年代)にイギリスやオランダの商人たちが東南アジアを訪れた際にこの独特の風味がある液体調味料を見つけてそれを持ち帰ったったんだそうです。
私達がお馴染みのトマトケチャップが登場するのは 19世紀のアメリカで1812年 にアメリカ人科学者 ジェームズ・ミーズ がトマトを使ったケチャップのレシピを発表したのが始まりで、そこから保存技術が進化して1876年には 『ハインツ社』 が現在のトマトケチャップに近いものを販売してこれが世界中に広まって世界中で親しまれる様になったんだそうです。
さて、なんで改まってケチャップのお話をしているかと言うと、ここ最近『ナポリタン』を食べる機会がかなり増えてるんですよ。しかも冷凍の奴が多くてそしてこれがまた押しなべて美味しい。ナポリタンと言えばケチャップですが、イタリア人曰く、パスタにトマトソースは許せるけどトマトケチャップは許せないと言いますから、世界的に見ればナポリタンってかなり奇異な食べ物の様ですね。外国の方がお豆腐に蜂蜜かけて食べるのを日本人は許さないみたいなノリなんでしょうか。でも、私は好き、いえ、日本人の殆どが嫌いだって言う意見は持っていないのではないでしょうか。いつかきっと、ナポリタンは世界に認められて日本食としてラーメンやカレーと同じような扱いを受ける日が来るのかも知れません。日本人が美味しいって言う物にほぼハズレがないのは、豊富な食材を色んな調理方法で昔から頂いてきた歴史に裏打ちされた味覚に有るのかも知れませんね。
国によっては肉しか食べないから魚料理を全く受け付けないとか、発酵食品が全くダメとか言うお国柄もある様で、陸地しか無くて海の食材が全く手に入らないから味覚が偏るそんな現象が有るのかも知れません。でも、そんな舌を持っててもいろんなものを食べるようになれば味覚の幅も広がって美味しく感じる物が増えて行くのかも知れませんね。
猫ちゃんは本来肉食ですので炭水化物は食べない筈なんですが某『サザ〇さん』に登場するタマは味噌汁かけご飯食べてますものね。猫まんまなんて言う言葉もある様に純粋な肉食動物でもなれれば味噌汁かけご飯も食べられる様になる訳です。ただ、そう言う食生活を強要すると寿命がちょっと心配ですね。塩分濃いめだしね。最近は純粋にキャットフードで育てる方の方が圧倒的に多いと思いますが私が子供の頃には猫まんまが主流でした。
ちなみに猫ちゃんは『甘味』を感じないんだそうでこの辺は肉食動物共通の性質の様ですね。ただ、犬は甘味を感じるそうでこれは純粋に肉食と言う訳では無くてどちらかと言うと雑食寄りの肉食なんだからだそうです。猫ちゃんは甘味を感じる『甘味受容体(T1R2とT1R3)』と言うたんぱく質が機能してなくて犬はちゃんと機能してるんですって。でもわんこに砂糖やチョコをあげちゃぁダメですよ。チョコレートに含まれる テオブロミン は犬にとって有害だし、キシリトール も悪さをするみたいですので甘い物をあげたいなら林檎とかお芋なんかが良いみたいです。
話が脱線してしまいましたが、ケチャップは東洋発祥で欧米で発達した調味料と言っても良いでしょう。そして日本人はそれを積極的に取り入れてナポリタンと言うもうちょっとしたら世界的に爆発しそうな料理を開発した訳ですね。この探求心や工夫する力、そして豊かな味覚をこれからも大切にして行きたいです。




