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好きなんだからいいじゃない  作者: 優蘭ミコ
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101.津軽弁で『きみ』って言います。

原種がはっきりしなくてこいつ実は宇宙から飛来したんじゃないかって言う『ムー』的な伝説の有るこれは、人類との付き合いが物凄く長くて不思議な逸話が有るんですよ。

 いきなり故郷のお話で恐縮ですが、これを津軽弁で『きみ』って言います。漢字で書くと多分『黄実』だと思いますが、もう少し調べさせてくださいませ。


 黄色い実が付く食べ物、と言えばもうお分かりですよね、あれです、そう『トウモロコシ』です。津軽のもつけが見たまんまの状態を素朴に言い現わしたんでしょうねぇ、そう言うストレートな感性が大好きです。


 さて、トウモロコシって色々と不思議な植物で、まず明確な祖先種が見つかっていないんですって。イネや小麦には明確な野生種がいますが、トウモロコシは『テオシント』という一年草でイネ科の植物が祖先ではないかと言われてはおりますが見た目が違い過ぎね?って言う事で結論として確定していないそうです。


 また、種子の散布方法が非常に特殊で普通、植物は種を遠くに飛ばしたり動物に運ばせたりして子孫を増やしますが、トウモロコシは種子を皮で包み込んでおり、自然に落ちることがありません。それゆえ人間にとっては物凄く都合が良くて栽培しやすいので世界中に普及したと言えるのかも知れませんね。


 更に、一つの穂に数百から数千もの粒が付きますよね、そんな植物はトウモロコシ以外には無くて……まぁ、麦とかお米も沢山粒が出来ますけど、トウモロコシ程密集して数多くつける訳では無いですよね。


 そんな訳で、トウモロコシの起源は宇宙説とか マヤ文明では、トウモロコシは神が人間を創造する際に使った素材とされてたりとか、色々と『ムー』的な逸話が有って中々不思議な植物なんですよ。でもまぁ、それだけ栽培された歴史が長くて、人間との付き合いが長くて、文字が無い時代から食べられていた物だから元首が何かって言うところが気にされず有耶無耶うやむやになってるだけなんでしょうけれどね。そうそう、トウモロコシの髭の本数と、実の数が同じって知ってました?その辺も何か不思議ですよね。


 一時期、スーパーなんかで売ってる、アルミホイルの容器に入っててコンロで火にかけてポップコーンを作るアレにハマった事が有るんですよ。あれ、作るのが楽しいんですよね。加熱されてきてコーンが爆ぜる寸前の緊張感からぱんぱんと元気よく跳ねる姿がとっても素敵です。それに作り立ての暖かいポップコーンってホントにおいしくて思わずビールに手が出てしまいます……って結局最後は飲む話になっちゃうな。


 今、私が一番好きなトウモロコシの食べ方は、味噌ラーメンに入れる、これです。ほんのり甘い棟悪露腰のお味と味噌の風味が絶妙にマッチしてて、ラーメンのチェーン店なんかに行った時、味噌バターコーンラーメンを頼んでもしもトッピングにコーンが有れば追いトウモロコシって言う事でそれも頼んじゃいますもの。味噌とコーン、これは至高の組み合わせだなぁ。


 それ以外だとやっぱり単純に茹でて頂くと言うのが良いかなぁ。最近、ネットで見たんですがトウモロコシはお湯でゆでるよりも、皮を一枚残してそのまま電子レンジで60秒くらいチンした方が甘味が増して美味しいんですって。栄養価もお湯に流れてしまう事が無いので理想的な調理方法らしいですよ。まだ試して無いんですが、生の皮付きトウモロコシが流通している季節中に試してみたいなぁなんて思っています。


 あと、焼くのも良いですよね~~~。お祭りなんかに出かけて屋台から香って来るバターとお醤油とコーンの香りに気が付いちゃったひにゃぁ、夜、光に吸い寄せられる昆虫の如くふらふらと屋台に向かって歩き出してしまいますもの。


 いにしえから人類の傍で何となく佇んでいたトウモロコシ。最近は食べるだけでなくバイオ燃料の材料にもなったりする強い味方の彼らとは、これからも長く付き合って行きたいですね。

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