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さいかと私とママ  作者: ほっかいろ
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ママの温もり

 オーディションに落ちたゆいかですが、、、

 帰りの車の中で、ママはしきりにさいかのことを褒めちぎった。

 「よくやったわね。」

 「がんばったね。」

 「これでやっと人気になるかもね。」

 そのすべての言葉が、わたしの胸に突き刺さった。

 私だって努力した。さいかなんて、歌詞を覚えたらすぐやめたのに。

 さいかがゲームしてても、さいかがテレビを見てても、さいかが本を読んでても、私はずっと頑張ってた。それなのに、それなのになんでさいかが受かって、私が受からないの?

 家に着くと、私は自分の部屋に駆け込んだ。

 ひどい、ひどい、ひどい!

 私はベットに突っ伏して泣いた。

 ガタン

 ドアが開いた。

 振り向くと、ママがいた。

 ママは私のところにきて、ぎゅっと抱きしめてくれた。

 「悔しかったね。でも、ゆいかががんばってたの、ママ知ってるよ。」

 ママの言葉は、じんわりと私の心を温めてくれた。

 その日は、そのまま寝てしまった。

 ママのやさしを感じますねえ。

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