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さいかと私とママ  作者: ほっかいろ
16/19

カーディガン

 次の日、周囲の反応は、、、

次の日の朝、ママはいつも通りだった。

 やっぱりさいかの前だと、いつものママだった。

 さいかと登校してると、

 「ねえ、なんで最近私が帰ったらもう部屋にいってるの?そのまま寝ちゃうし。」

 と、さいかが顔を覗き込んできた。

 「べつに。最近オーディション期間だから練習してるだけ。」

 私はあわてて弁明した。

 ほんとはさいかがずっとママと一緒にいるからなんだけどね。

 「そっか。オーディション期間か。」

 さいかはすぐに納得した。

 「そういえば、なんでカーディガン来てるの?まだ九月だよ。」

 うう。

 なんて言ったらいいんだろう。

 朝起きたら、まだ腫れてた。それに、水膨れができて、ところどころ皮が剥げてた。

 自分で見ても気持ち悪かった。

 こんなのを人に見せるわけにはいかない。

 「え?知らないの?先生が、紫外線対策しカーディガン着たり、帽子かぶったりしろって。なんか、いままではなんかの分泌量があれだったたからよかったけど、中学生ぐらいになると、日焼けしやすいんだって。」

 と、見え透いた嘘をついた。

 自分でも変だと思ったが、さいかはふーん私もこれからは気を付けよう、と言ってた。

 みおにもこの言い訳をしよう。

 私はちょっと気が軽くなった。

 その日の昼休み、みおと一緒に保健室で話してると、佐々木先生が、

 「そのカーディガンどうしたの?」

 と聞いてきた。

 さいかに言ったのと同じようにはなすと、みおは納得してたけど、佐々木先生は、

 「日焼けは年齢とか関係ないとおもうけどねえ。」

 とつぶやいてた。

 でも、それ以上は何も聞いてこなかった。

 

 第十六話です。ありがとうございました。

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