カーディガン
次の日、周囲の反応は、、、
次の日の朝、ママはいつも通りだった。
やっぱりさいかの前だと、いつものママだった。
さいかと登校してると、
「ねえ、なんで最近私が帰ったらもう部屋にいってるの?そのまま寝ちゃうし。」
と、さいかが顔を覗き込んできた。
「べつに。最近オーディション期間だから練習してるだけ。」
私はあわてて弁明した。
ほんとはさいかがずっとママと一緒にいるからなんだけどね。
「そっか。オーディション期間か。」
さいかはすぐに納得した。
「そういえば、なんでカーディガン来てるの?まだ九月だよ。」
うう。
なんて言ったらいいんだろう。
朝起きたら、まだ腫れてた。それに、水膨れができて、ところどころ皮が剥げてた。
自分で見ても気持ち悪かった。
こんなのを人に見せるわけにはいかない。
「え?知らないの?先生が、紫外線対策しカーディガン着たり、帽子かぶったりしろって。なんか、いままではなんかの分泌量があれだったたからよかったけど、中学生ぐらいになると、日焼けしやすいんだって。」
と、見え透いた嘘をついた。
自分でも変だと思ったが、さいかはふーん私もこれからは気を付けよう、と言ってた。
みおにもこの言い訳をしよう。
私はちょっと気が軽くなった。
その日の昼休み、みおと一緒に保健室で話してると、佐々木先生が、
「そのカーディガンどうしたの?」
と聞いてきた。
さいかに言ったのと同じようにはなすと、みおは納得してたけど、佐々木先生は、
「日焼けは年齢とか関係ないとおもうけどねえ。」
とつぶやいてた。
でも、それ以上は何も聞いてこなかった。
第十六話です。ありがとうございました。




