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わたしのきもち  作者: 冬野雪実
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無意識

 仕事は山のように溜まっている。

とにかく目の前の仕事に片っ端から手をつけた。


 ふ…と、突然、何のきっかけも無く後悔の念は頭を占領しようとやってきた。

それを振り切って走るように、仕事をする。

捕まれば、何が起こるか、もう解っているから。


 走り切って逃げ切れれば、後は時間が解決してくれるはずだ。

何度も経験してきた。


 何かをしていれば、自意識の底に沈む暇なんてない。


 ただ今回は、久々過ぎて、思い出すことが多い気がする。

何でだろう。

昔の失敗まで思い出して、無視する事が難しい。


 想いを言葉にはしない。そう決めている。


 分かってるよ…十分。

自分の気持ちだもの。一番よく解ってる。

だけど、だからといって直視してはいけない。


 自分と向き合えば、欲が膨らむ。

何度も経験を重ねてきたから、自分の性格は解っている。


 このまま振り切ってしまおう。

何事も無かった様に、そう振る舞えるまで、走り切ろう。

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