オレ、ブンガク、する!
※バッドエンドです
オレ、ブンガク、したい。ニンゲンが、オレにみせた。すごかった。とてもよかった。だからだ。
ブンガクは、すごくつよい。いたかった。おおきなオレ、ふるえた。ふらついた。しばらく、むねがいたくなった。
『心』
じめん、かく。よくみる。
……なんだ、わからない。なのに、ニンゲンが、オレにみせたブンガク。つよかった。それはわかる。
うまそうなメシ。「わける」。ケンカ、しない。いたくない。なぐられない。なぐらない。すごい。
ブンガク。ケンカしない。それが、あった。ニンゲン、「なかなおり」すき。オレ、ふるえた。きばをみせる。どちらかがしぬ。それが、ふつう。
ニンゲン、なかなおり。ブンガク、すごい。
「オレ、ブンガク、したい!」
オレ、「もじ」、わからないから、ニンゲンおしえてくれた。かんたんな、もじ。これでオレたち、ニンゲンと「なかま」になって「なかなおり」する。
オレ、ブンガク、する。
なかま、みんな、もじ、うれしそう。ニンゲンに「おれい」する。それが、「しめい」
オレ、ブンガク、した。
ニンゲンと、「けいやく」まもった。「ナマエ」もらった。「さいん」した。
いま、オレ。へや。やねある。
「ばしゃ」すごい。ニンゲン、すごい。おおきなオレ、はやいはやいすすむ。ウマ、たべない。すごい。だった。
「ニンゲン、なかま、どこか?」
「ちっ、煩いオークめ。全員仲良く始末してやるから待ってろ」
「なかよく! なかよく!」
やっぱり、ニンゲン。ブンガク、かいてる。すごい。オレ、ニンゲン、なかなおり。うまいメシ、わける。ケンカしない。
オレたち、さと、いっぱいたべものある。わける。ニンゲン、なかなおり。すごい。ニンゲン、すごい。
オレ、ブンガク、した!
タイトル。つけた。
『おろかもの』
いちばんさいしょ、みたもじ。ブンガク、すごい、すごい!
終
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