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⑻『数秒の電気霧』
⑻『数秒の電気霧』
㈠
確かに、霧はあったんだ。それは当然の如く、あったのである。しかし、俺は払拭できるものだと思って居たが、それが、パソコンから離れることで、痺れが無くなるとしたら、多少の数秒の電気霧は、我慢しなければならないだろう。
㈡
そう、その通りなんだ。執筆と電気霧は表裏一体なのであって、例えば、家に屋根を作った、人類の思考を思えば、必要なもの/必然なもの、としての、電気霧なのだろう。数秒ならば、我慢しなければ、と思う訳なのだ。
㈢
それでも、訳が分からないな。何故足がこんなことになったのか。そんなことは、分かろうはずがないのだ。ただひたすらに、身体良好への方向性を見据えて、貧乏揺すりをしながら、痺れを取っていくしかないのだろうと思われる。