[第44話]文化祭当日⑥ 司の告白 ここを押して下さい
どうも…!あみさわです…!
今回のお話は,ちゃんとした告白も無しに
付き合った,司とアリサ…
司は,それをずっと後悔として残っていましたが
今回,やっと改めてアリサに告白をする…
そんなお話です…!
ほんの少し長いので,楽しみにしてて下さい…!
[44話]文化祭当日⑥司の告白
(あらすじ:
司はアリサに改めて告白しようと思い
学校の屋上にアリサと2人で行き
今,まさに告白しようとする所である…)
(☆→司,○→アリサ)
本編どうぞ…!
☆「アリサ…俺…」
○「ん…?」
☆「俺…」
☆……ああ…俺…!
なんで…こんなにも言葉が出てこないんだ…
練習しただろう…!
早くしないと,アリサもがっかりするよな…
言うぞ…!頑張れ俺…!
☆「あのさ…アリサ…」
○「どうしたの…?司くん…?
めっちゃ,顔と耳が赤いよ…?
もしかして寒い…?
そうだよね…だって…
屋上だもん…
素敵な景色も見れたし,
やっぱ帰ろっか…!」
☆そう言うとアリサは
屋上のドアの方を向き,
歩き出そうとしていた…
☆あー,もう何してんだか…
これで終わりたくない…
もういいや…どうにでもなれ…!
☆「ちょっと待って…!」
☆俺はそういうとアリサの手首を掴みながら,
俺の方に引き,抱きしめた…
○「司くん…!?
どうしたの…?
もしかして,まだ私といたいとか…?(笑)
まあ,そうだと嬉しいんだけど…」
☆「……そうだよ…悪いか…!
もっと,アリサといたいんだけど…
ダメか…?」
○……!
司くんのツンデレのデレ久々に聞いた…!
可愛いんだから…!
こっちまで釣られるじゃん…
○「そんなに私といたいんだ…!
じゃあ…まだいようね…!」
☆「……おう…」
☆……まだいれることになって良かった…
タイミングは今か…?
今だな…!良し…頑張ろ…!
☆「アリサ…あのさあ…」
○「ん…?」
☆「俺…まだアリサに伝えてない事がある…」
○「えっ…?そうなの…?
なぁに〜?」
☆俺はアリサの顔を見ながら
こう言った…
☆「俺達…色々な事あったよな…
アリサが転校して来てから
一気に変わって…
自分でも驚くぐらい…」
○「うん…」
○えっ…別れ話…?
そんなのやだ…
せっかく彼女になれたのに…
司くん…
アリサの心はドキドキしていた…
☆「それで,俺は初めて彼氏になって
最初は,俺で良いのか…とか
色々考えたけど,今の俺には分かる…
俺じゃあなきゃ,アリサを笑顔に…
幸せに出来ないんじゃあないかって
思って…!」
○「司くん…!」
☆「俺達…ちゃんとした告白しないで
付き合っただろ…?
だからちゃんとした場所でしたくって…
アリサさん…!」
○「……!はい…!」
☆「こんな俺でも良かったら
付き合って下さい…!」
○そう言った司くんは,
抱きしめていたのに
一旦ほどき,告白の際には
こちら側に手を出してお辞儀をしていた…
そんな彼の行動が愛おしくもなり,
たまらなくなり,
どれだけ私の心を射止めてくるのか…
ああ…この人を好きになって
良かったと思った…
○「司くん…私ね…
たとえ司くんが女子だったとしても
お爺さんになっても
司くんに恋すると思うし,
どんな姿になっても大好きです…!
こちらこそ…
こんな私で良かったら,よろしくね…!
いつもありがとう…!司くん…!」
○私がそう言うと,
司くんは照れながら
私とまたハグをして…
☆「絶対にアリサの事,幸せにする…!
離さないから覚悟してて…!」
○と司くんは言い,2人はキスをした…
○私は別れ話じゃあ無くて
良かったと思ったし,
☆○(俺は…私は…)
この光景をずっと
脳裏に残っていく事だろう…
(*今では屋上での告白は危ないので
もしやるなら,気をつけてくださいね…!)
文化祭[司とアリサ編]終了…
次回は,2月の節分が近いため
「節分」について書ければなと思います…!
どうでしたか…?
やっと改めて告白出来て良かった…!と思いました…
アリサは焦らせないように待ってあげて
ちゃんと話をしているのは良いなと思いました…!
2人が幸せになりますように…!
次回も楽しみにしてて下さい…!