[16章]司の浴衣,女装用 ここを押して下さい
すみません…
前回,次回夏祭りと書いたんですが…
思いの外良い話が出来たので描いちゃいました…
アリサが持って来た服は一体何なのか…
それにアリサの母親が出てきます…
それにお話が長くなっております…
すみません…
[16章]司の浴衣,女装用
(☆→司
○→アリサ
×→ジャナ(アリサのお母さん))
☆明日は夏祭りの日…
俺はアリサからどんな服を
渡されるんだろうか…
着物なら良いが
女装ならみんな見るし…
嫌というわけじゃ無いが…
いや…アリサならやりかねない…
そう思いながら授業を聞き
学校,終わりの帰り道…
袋に入った物をアリサから渡された…
それは,例の服だ…
○「はい,これ着て来てね…!」
☆「おう…」
☆と思いながら見てみると
やっぱ,女の子の浴衣ぽい柄の
浴衣だった…
だから俺は聞いてみた…
☆「これ…また俺女装するの…?」
○「うん…!司くんに似合うの
大変だったけど楽しかったよ…
これ着て行こう…?
ね…?」
☆俺はアリサのこの顔に弱い…
何が「ね…?」だ…
可愛すぎるだろう…
また許しちゃうのか…
○「えっと…ダメだった…?
ごめんね…無理だよね…
浮かれてた…
この浴衣…お揃いの浴衣なの…
髪型とか全部お揃いにして
行こうとしてだんだけど…
無理だよね…
ごめんなさい…」
☆「うぐ…」
アリサが
こんなにもがっかりしている…
見たことないぐらい悲しんでいる…
仮にも彼氏だぞ俺…
自分のプライドのせいで…
アリサが…
☆「……着るよ…」
○「え…?」
☆「着るからそんな顔しないでくれ…
お揃いで
楽しみにしてくれたんだろう…?
その気持ちに負けたわ…
だから着るよ…!」
○「良いの…?
髪とかもお揃いだし…
嫌がって無かった…?」
☆「アリサが悲しいながら
夏祭り行っても楽しくないだろう…?
それに彼女にはずーと
笑って欲しいからな…」
○「司くん…
当日写真撮っても良い…?」
☆「それで笑顔になるなら
どんとこい…!
しかし,条件がある…
それは,俺があげた
ネックレスつけてくる事…
ok…?」
○「そんな事で良いの…?
お安い事だよ…!
それにほら…」
☆そういうとアリサは
徐に隠してあった
首元にあるチェーンを触ると
俺のあげた誕生日石が
夕日に照らされていて綺麗だった…
○「じゃーん…!
毎日先生にバレない様に
と思いながら
貰った日から付けてるんだよ…!
知ってた…?」
☆俺は驚きのあまり
☆「えっ…!?そうなのか…!
毎日…えへへ…!
ありがとう…アリサ…!」
と言ってしまったが…
○「司くんやっと笑ったね…!
やった…!
司くんが彼氏で良かったよ…!
だって毎日楽しいもん…!」
☆「それはこっちのセリフだ…
アリサが彼女で良かった…」
○「司くん…」
☆見つめ合う2人…
夕日に照らされてか
顔が赤いアリサ…
可愛い…
この流れキス…?
キ…ス…
×「んっ…!
まあまあまあ…
最近の子はませてますわね…」
○「ん…?お母さん…!?」
☆「お母さん…!?」
×「気にせず続けて…
私は壁になるから…
それにあなたが司くんね…!
いつもアリサを守ってくれて
ありがとう…」
☆「いやいや…
挨拶が遅れてすみません…
司です…
その今見たことは忘れて頂いて…」
×「忘れても良いの…?
タイミング悪かったわね…
すまないね…」
○「お母さん…
司くんを試さないで…!
司くん,じゃあ明日…
あそこ「秋の下美容院」に
12時集合ね…!」
☆「おう…!じゃあな…!」
☆……
アリサの親に見られてたなんて…
恥ずかしい…
やっちまった…
明日12時…
秋の下…
楽しみだな…
こうしてまたキスはできず…
一体,いつになったらできるのか…
そして,次回こそ…
夏祭り編突入…!
ハプニングが起きませんように…
どうでしたか…?
司のアリサが悲しむくらいなら着るっていった
男前にやられました…
けど,キスも未遂で
その現場を親に見られるなど大変ですよね…
次回は夏祭り編描けるのでしょうか…?
次回も楽しみにしてて下さい…!