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そこにいたんだね

作者: 志澄

青色のズボンに黒いシャツ、真っ赤なジャンバー 

足元にはカーネーションみたいにきらっきらした靴

足を通したら

ぺったんこのリュックサックを背負って

さあ降りよう


このあったかい世界から

カラッカラな青い 冷たい

ずっと前に見た

そう 夢の中で あったかい誰かの腕の中で どこか どこか

夢に輝いた

でも すぐ前にあった世界へ

降りていこう

また この温かさを知るために

あなたの温かいほっぺたが微笑んでくれるように


降りていこう

降りていこう


もうすこしだよ

太陽の日が

あなたの影が見える

お菓子の甘い匂いが あなたのにおいがする

雪が降る音が 鉛筆の音がする

シャボンがはじけた 鈴が鳴った 鳥が歌った あなたが泣いた


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