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……ナ……マ……ヱ……

アキラと呼ばれた彼女がホームへ入ると、他の三人もバラバラになり探索を始める。

一人残る彼女にも挨拶をすると小声で返事が返ってきた!


「お姉さん。とても痛そうですが、人に『死ね』なんて言うのは良く無いと思います」

『キミ。ワタシが見えるの?』

「はい。お姉さんは幽霊ですか?」

『ズバリ聞くね。自分が死んだ覚えは無いけど幽霊みたい』

「あまり人を呪うと悪霊になってしまうみたいなので気を付けてくださいね」

『キミは幽霊くわしいの?』

「いえ。僕ではなくて黒井さんが」

『ボクっ娘キタァ! 他の子達はワタシを見えてないよ』

「良かったです。黒井さんはいつも『…私が見えるのは悪霊だけ…』と言ってますから」

『ワタシは悪霊じゃない?』

「はい!」


真っ青な顔色で笑顔をワタシへ向けてくれる。

頑張って笑いかけてくれる姿が尊い!

このまま成仏できないかな……


「無いわ。どこにもトイレがない」

「あぁ。ホームの下も見たけど無かった」

「…わずかだけど悪い気配は感じる…」

『キミ達、トイレ探しているの?』

「はい」

『残念だけどトイレは駅舎の外よ。ホームには無いわ』

「そうだったのですか!?」

「ん? 晶。誰と話してるのだ?」

「幽霊のお姉さん……そう言えば名前を聞いていませんでした」

『ワタシのナマエ?』

「幽霊! 晶君。本当に幽霊がいるの?」

「僕の妄想で無ければ、ここにいます」

「マジか!?」

「…悪い気配の元がわかった…」

「お姉さんは大怪我しているけど良い幽霊です!」

「アキラちゃん……」


アキラちゃんの言葉がワタシの心を軽くしてくれる。

名前?

ワタシ、自分の名前を思い出せない。

なぜ?

どうしよう……

せっかくアキラちゃんと逢えたのに……

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