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神に愛された子供たち  作者: 七星北斗
改稿前の内容です。 19~削除予定。
8/62

25話 箒は無敵です。

 左の地下に降りた凪沙は暗い通路を歩いていた。


 しばらく歩くと前方から大きな鉄球が凄い勢いで転がって来るのを素手で破壊した。


 凪沙は何も無かったように平然と歩き出す。


 更にしばらく歩くと鉄の扉があり、鍵がかかっていたが強引に力業で開けた。


 中には優雅に紅茶を嗜む道化師がいた。


 道化師は大層驚いたようで紅茶を吹き出し、酷く咽せていた。


「何でこの扉を素手で開けられるのよ」


 凪沙は得意気な顔で


「この程度造作もありません」 


「素手で十分です」


「この怪力馬鹿力女」


 凪沙は頬を膨らませ


「失礼な私はか弱い、タダのメイドです」


 道化師は驚いた表情で


「メイドって皆、あんたみたいなのがゴロゴロいるわけ?」


 凪沙は呆れた顔で


「世間知らずのようですね」


 と鼻で笑った。


「馬鹿にしたな、お前は絶対殺す」


 道化師は顔が真っ赤になって、殺気を放つ。


 道化師の能力 戦舞(デスキル)が発動された。


 間合いを一気に詰め寄り、曲刀で斬りかかる道化師を凪沙は箒でいなす。


 凪沙は能力 戦闘モードを発動させた。


 道化師の前から凪沙が消え、道化師の後ろに回り込み箒で上段から面打ちをする。


 凄い音がして道化師は脳震盪を起こして倒れた。


 凪沙は部屋を一通り調べて、道化師を抱え道を引き返す事にした。

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