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神に愛された子供たち  作者: 七星北斗
改稿前の内容です。 19~削除予定。

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33 侵入者

 アジトに帰った僕たちは呆然とする。


 何故ならアジトがピカピカ光るくらいに綺麗に掃除されていたからだ。


 狂花は一瞬、綺麗過ぎて驚いた表情だったが


「綺麗で困る事ねーし、まあいっか」


 とアジトに入って行った。


 アジトに入った狂花はいつ拾ったのかわからない石を天井に向かって投げた。


 石はスコーンと何かにぶつかり


 何もない所から少女が現れて落ちてきた。


 狂花は少女を抱き留め、頭をフラフラさせ気絶しているようだ。


 五分後、少女は目を覚まして語り始めた。


「私は泉岳(せんがく)の里より参った忍びで」


「私の名前は柳原静香(やなぎはらしずか)と申します」


「父である柳原秋水(やなぎはらしゅうすい)を殺した鈴谷大河(すずやたいが)なるものの落とし前をつけたく」


「ですが、今の私では力が及ばず」


「負ける事がわかっています」


「なので私を貴女方のメンバーに加えていただき、私を鍛えてほしいのです」


「掃除でも何でもします、お願いです」


 狂花は何かを思い出したように震えると


「しゃあねーな」


「掃除の腕は確かなようだし」


「わかんねー事は先輩である、白馬に聞け」


 白馬は驚いた表情で丸投げしやがったと目で狂花に訴える。


 狂花はウィンクをすると


「私は寝る、待たな」


 と自室に消えて行った。


 静香はニヤリと笑うと白馬の腕にしがみつき


「せぇーーんぱい、よろしくお願いします」


 と上目遣いをする。


 それを見ていたミナサが静香を白馬から振りほどき、白馬の腕にしがみつく。


「何ですか?私の先輩との時間を邪魔しないで下さい」


 ミナサと静香はバチバチと睨み合う。


 静香は笑うと


「冗談ですよ、冗談」


「ではまた」


 と視界から一瞬で消えた。


 ミナサは困った顔で


「白馬は居なくならないよね?」


「出ていけと言われるなら、出ていくけど」


「僕はこのアジト好きだし、神殺しのメンバーが好きだから」


「だから不安そうな顔しないで」


「僕は頑張る、それ以外の事が出来ないから」


「そうだね、白馬らしいや」


 ミナサは何時もの笑顔で手を振り、自室に戻った。

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