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神に愛された子供たち  作者: 七星北斗
改稿前の内容です。 19~削除予定。

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30 矛盾

 螺旋階段を上る狂花とハルは感覚を研ぎ澄まし


 これから起こるであろう死線にハルは表情が強張っていた。


 狂花はハルの額を中指で弾く。


「つっぅぅー」


 ハルは額を抑え、痛そうにプルプルしていた。


 狂花の手がハルの頭に触れ


「気負いすぎだ、肩の力を抜け」


 ハルは深呼吸をして表情を和らげた。


 螺旋階段を進み、開けた屋上に辿り着く。


 屋上の中心で赤羽と雷空が瞑想に(ふけ)っていた。


 狂花とハルが一歩踏み込むと赤羽と雷空は(まぶた)を開け、赤羽は問いかける。


「まずは、自己紹介をしましょう」


「私の名前は赤羽(あかば)、仲間からは赤羽(あかはね)と呼ばれている」


「神殺しよ、神何てモノは所詮人間に都合良く作られたシステムに過ぎない」


「神は善人ではない、助けに来てくれるのはヒーローであって神ではない」


「狂花よ、賭けをせぬか?」


「私が勝てば、君達の夢は私達が継ごう」


「だから安心して死ぬといい」


「私が負ければ、今までの非礼を謝り」


「君達の仲間を無事に返そう」


 狂花はニヤリと笑うと


「その勝負受けよう」


「君達がヒーローになれるか、見定めさせてもらおう」


 狂花と赤羽の死線が始まった。


 赤羽は能力 点火(てんか)を使った。


 狂花の足元に業火が立ち上る。


 狂花は能力 感知を発動し


 更に能力 勘を使用して回避する。


「これを躱しますか」


「なら、これはどうですか?」


 能力 偶像崇拝(ぐうぞうすうはい)が発動された。


「この能力は神のレプリカを召喚する能力であり」


「偽物なので、神には及びませんが」


「神の戦兵の五十倍は強いでしょう」


 狂花は青刀と紫刀を抜いた。


 称号 血扇乱舞 二刀流 舞姫 抜かずの刀


 能力 リミッター解除 居合い 神速刀 気配遮断を使用した。


 血のように赤い扇が舞う、狂花は消えた。


 偽神の体を一閃、しかし偽神はそこにはいなかった。


 赤羽の点火を躱しながら、偽神の能力 厄神(やくじん)により狂花の能力は制限された。


 三十分が経過し、狂花に異変が起こった。


 称号 狂花が発動されました。


 称号が発動した狂花の意識は途絶えた。

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