表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神に愛された子供たち  作者: 七星北斗
改稿前の内容です。 19~削除予定。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/74

29 一休み

 奥の扉の左から三番目に入った輝は罠も無く歩く事数分。


 輝は電子錠のかかったドアにたどり着く。


 ドアを壊そうと能力を使おうとした輝にアナウンスが流れる。


「お待ちしていました、今ロックを解除致します」


 ガチャっと音がして才能の回るモノがドアを開ける。


 才能の回るモノは敵意が無い事を示す。


 輝をソファーに座らせ、才能の回るモノはペットボトルのお茶を出す。


「毒は入って無いから安心して」


 輝は訝しげにお茶を飲む。


「何のつもりだ?」


 才能の回るモノはお茶を一口飲むと話し出した。


「話せば長くなるけど、聞き流してくれても構わないよ」


 輝は目を閉じ耳を傾けた。


「ありがとう、真面目に聞いてくれて」


「そうだね、まず私が言いたいのは人間には限界がある」


「そして人は限界を勘違いしている」


「限界を越えたって言う人がいるけど」


「それはまだ限界じゃなかったから」


「限界じゃないから進めるんだ」


「限界ってのは目指す場所にすら立てない」


「そんな人間の事だ」


「これから話す昔話には慰めはいらない」


「私の暮らしていた村では貧乏で食事もロクに食べられず」


「私達家族は姉が身売りをして稼いだお金で暮らしていた」


「姉はいつも笑顔で私達に少しでもお腹いっぱいにご飯を食べさせようと頑張っていた」


「私の姉は頭も良く、お金を貯めて学校に行って私達に良い生活をさせようとしていた」


「そんな姉がイカれた男に殺され」


 才能の回るモノは奥歯を噛み締め


 誰かが言っていた


「神様が見てるから、良いことをすると自分に返って来る」


「姉は何か悪い事をしたのか?」


「そのイカれた男に私は復讐した」


「私達家族は村から追い出され」


「父は私を殴った、母はアンタが悪いと毎日私を責めた」


「私はそんな家族を捨て一人で旅をした」


「そんな時に会ったのが赤羽さんだった」


「赤羽さんは言っていた」


「神様何てのは結局、自分に都合の良い存在だと人間は考えいると」


「貴方達は神を倒すグループ何でしょ?」


「私は貴方達に協力しても良いと思った」


「私は神が嫌い」


「だから…だから」


「この世界を変えて」


 輝は迷いなく、そして力強く答える


「約束してやる、必ず神を殺すと」


 才能の回るモノは今まで我慢していた涙で視界が歪んだ。


 しばらく沈黙が続き、才能の回るモノは立ち上がり


「白馬君を拘束してる部屋に案内するね」


 輝は才能の回るモノの後に続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ