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神に愛された子供たち  作者: 七星北斗
改稿前の内容です。 19~削除予定。

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27 強者

 奥の扉の一番左の部屋に入ったUNAはしばらく一本道を歩く。


 六分ほど歩いたUNAの前に炭酸ぶどうミルクが描かれた扉を開く。


 扉を開くと力士三人分はありそうな巨体の女が食べ物を貪っていた。


 女は手を止めると、口を開く


「やっと来たね、待ってたよ」


「…お前誰だよ?」


 女はムッとしたようで


「御挨拶だね」


「私だよ、私」


 UNAはめんどくさそうに


「だから誰だよ?」


「空腹の鈴って言えば思い出すかしら?」


「ハッ?」


「私の能力 卡路里突破(カロリーオーバー)は食べれば食べるほど身体能力が上がるの」


「アンタに空腹の鈴は効かないようだし」


「私の役目はアンタを殺す事、さあ死ね」


 空腹の鈴はカロリーを消費する事で能力 卡路里強化(カロリーブースト)を発動した。


 更に空腹の鈴は体重が五百キロを越える事で使用できる能力 卡路里爆発(カロリーバースト)を発動させた。


 空腹の鈴はこの巨体で高速移動する。


 UNAは速すぎて残像しか見えない。


 空腹の鈴はUNAに突進する。


 UNAは吹き飛び壁にめり込む。


 しかし空腹の鈴が呻く。


 UNAは平気そうに壁から抜けると


「どうした?その程度か?」


 と笑う。


 空腹の鈴は苦悶の表情で叫ぶ


「アンタ、私に何をしたのよ?」


 UNAは悪戯っ子のような表情で


「さあ?」


 空腹の鈴は怒りを抑えきれず


「アンタ、本気で殺してやる」


 空腹の鈴は卡路里強化を限界までカロリーを消費し、空腹の鈴は元のサイズに戻る。


 UNAの使用した能力は損傷跳返(ダメージバウンド)、名前の通りダメージを跳ね返したのである。


 空腹の鈴は先程とは比較にならないスピードでUNAに突進した。


 UNAの能力である蛇眼(じゃがん)が発動する。


 空腹の鈴は体が痺れて動けなくなった。


「悪いな、その巨体だから蛇眼は効きにくいと思って挑発させてもらった」


 空腹の鈴はカロリーを消費し過ぎて気絶したようだ。


 UNAは空腹の鈴を縛り、道を引き返す事にした。

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