誘惑
・・・私の壊したいもの
「ワ・・タシ・ハ・・・」
私は魔法の国が・・・
憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!
憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!
憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!
憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!
憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!
憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!
心の中で黒くドロッとした感情が湧き出してくる!
真っ白いキャンパスに黒い絵の具を何度も何度も書き殴るように!
「!」
それは突然だった!
リゼの両手が徐々に黒く染まっていく!
その浸食は右手、そして左手、少しずつ少しずつ周りの黒い景色と同化していく!
「・・コレハ・・・ナ・二・・」
状況が掴めないリゼ。
心が黒く染まるのに比例するようにリゼの身体も黒く染まっていく。
「あなたも私達の仲間になるのです」
困惑しているリゼに化物が語る。
「・・ナ・カマ」
「そうです」
リゼは化物の言葉をゆっくりと理解する。
仲間になるということ、それは目の前の化物と同じ形になるということ。
「さあ、御覧なさい」
「・・・ア」
いつの間にか化物が2匹に増えている。
いや!3匹、4匹?5、6、7・・・!!!
リゼの目の前に何匹もの黒い化物が集まってくる!
リゼは増えていく化物たちをボー然と見つめるしかなかった。
その間もリゼの身体は黒く染まっていくのは止まらない。
「ワタシ・・モ・アナタ・・・ミ・タイ二・・クロク・・・ナル・・ノ」
「大丈夫、自分の心に素直になるのです」
「・・・リゼ」
「・・・エッ!」




