旦那編 marito 6:パーティ戦(その1) Battaglia da gruppo:primo
すみません。体調不良で筆が進みません。<(__)>
続きは明日アップします。
朝日がカーテンの間から差し込んで来る。
日差しが眠気を溶かして行く。
起き上がって、自分の手を見る。昨日倒したモンスターたちの感触が残る。
最終日だ。
今日は、建国2年乾月22日。もう一週間も経ったのか
いつもの装備を身に着ける。アイテムも良し
さて、行こう。
ミク、エド、はるっちが待っている。
「揃ったな。今日が最後の指導となる」
ラルフ教官が皆を見渡して言う。
「さて、注意事項だが、ここは良く意識して欲しい。
パーティ戦は、ひとりひとりが、それぞれ戦うのではない。それではパーティの意味がない。自分にはない能力を集めて戦うのだ。人の力を利用し、人の力に自分の力を乗せ、互いに足りないものを補いながら戦うのだ。そうすれば必ず強敵も倒せる」
ラフルさん、気合が入ってるなぁ
「今日は、教官のノエミ・ニクル(Noemi Nikl)が付き合ってくれる。彼女は回復が専門だ。」 全身、白。白い髪にライト・グリーンの瞳。
「えーっと、お話しを聞いている限り、みんな順調に成長していると思います。私が同行するのは、万一のためで、私が何もしないのが一番良いのです。ですから、みんなは私が居ないものとして行動して下さい」
パーティ揃って、北側出口からフィールドに入る。
エドが先頭、私とはるっちが並んで真ん中、後ろにミク
フィールドのため、罠の設置はまずないと判断し、また後方からの急襲に備えてだ。
砂と土の砂漠地帯を警戒しながら北へ進む。
「最初はトビネズミか」
教官の声に、そちらを見ると、数匹のモンスター
「風の束縛!」
はるっちの魔法で先制
拘束で動けないトビネズミは絶好の的。石礫で連続攻撃!
エドとミクが突っ込んで、止めを差す。
ほぼ、瞬殺
「楽だわ~、みんなで協力するとこんなに簡単にやっつけられるのね」
「うむ、これはパーティを止められなくなるかもしれん。ソロのときとは全く違う」
ラルフ教官は頷く。
「初戦はまずまずだな。パーティを組む相手は、最初は能力が良く分からない。何度も一緒に戦って、相手の癖を掴め。そのうちに連携が良くなって来る」
深く反省している著者です・・・orz