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黒の主  作者: 沙々音 凛
解説
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解説

これは作品の内容紹介をするページです。物語の注意書きや、各章の解説などが書いてあります。

すぐに本編を読まれる方は飛ばして頂いて次のお話からお読みください。


 何処か壊れた少年が最強の男と呼ばれるまでの物語。と、内容はそれまでですが、以下少々注意点となっています。


 ・舞台はいわゆる剣と魔法と、冒険者という職業のある西洋ファンタジー系の世界。転生ものではないです。

 ・主人公は正義感とかないですが、別に悪人でもないです。合理主義の冷静系。

 ・割と泥臭い展開で、お話は重めかもしれません。

 ・女性登場人物は少なめです。恋愛要素もほぼないです。

 ・文中に性的描写はありませんが、性的な関係がある、という描写は割とあります。

  (なにせ主人公は母親が娼婦で娼館で育ってますので)

 ・戦闘シーンがありますので残酷表現はあります。人が死んだりとかもあります。

 ・主人公のビジュアルイメージは本サイトのTOPに置いてありますので良ければ見にいってみてください。→大人になって冒険者編に入ってからの絵は十章の最初に改めて登場人物紹介ページを作って乗せています。(現在主人公とヒロインの二人のみ)

2024/07/28 追加事項

 ・本編は完結しています。ただこの話では『少年が最強の男と呼ばれるまでの物語』ということをご了承ください。


 上記を見て興味を持たれた方は読んでみて下さい。

 以下は各章の簡易説明になります。


 ちなみに【主人公活躍の冒険者物語だけ見たい】なら四章から読むというのもありです。(四章の出だし2話は世界観説明なんで飛ばしてもOK)

 ざっくり言うと一章が主人公の事情と子供時代の訓練話、二、三章は青年になってからの訓練+ヒロイン登場と地固め的な話、冒険者として活躍は四章以降という構成です。


-------------------

■第一章:始まりの街と森の章■

 冒険者という職業のある北の大国クリュースは自由の国と呼ばれていた。

 その国内の街の一つ、娼館で生まれたセイネリアは、ある日自分が母親にとって『いない者』であることを知って旅立つ。

 主人公少年時代と、修行時代終わりから首都へ行くまでの話。


■第二章:首都と出会いの章■

 師であった森の番人のもとから首都へ出てきて2年。貴族に雇われ代理戦闘をしていたセイネリアはその強さでちょっとした有名人になっていた。

 首都に出て来た主人公が、騎士の従者となり自由と部下一人を手に入れるまでの話。


■第三章:冒険者の章■

 戦闘代理人として雇われていた貴族との契約が切れたセイネリア。

 晴れてフリーの冒険者となったセイネリアは仕事を受けようとするのだが、少々面倒な人物に目をつけられて……。

 主人公冒険者編、ただし本当に自由になるために残ったごたごたの後片付け編でもあります。


■第四章:冒険者の章2■

 冒険者として本格的に活動を始めたセイネリア。

 大規模な魔物退治の仕事に参加し、そこでの仕事ぶりから名を上げることに。

 またその仕事をきっかけとして仕事で組む事になった男が一人。

 ここから冒険者としての主人公冒険譚系の話になります。冒頭の世界観語りは飛ばしても問題ないです。


■第五章:冒険者の章3■

 冒険者として、セイネリアはあちこちから声を掛けられ仕事に困らなくなった。

 ただ多少有名になれば、いろいろな思惑で近づいて来る者がいる訳で……。

 今回は小型のドラゴン退治の仕事だが、どうにも怪しい匂いがしていた。

 セイネリア、カリン、エルの三人揃ってのお仕事開始編です。


■第六章:冒険者の章4■

 仕事というよりある冒険者から相談を受けたことでまた貴族の陰謀劇に巻き込まれるセイネリア。

 仕事場は貴族のパーティ会場。エルはお休み、カリン、セイネリア、相談してきた狩人エーリジャの3人での仕事となります。


■第七章:冒険者の章5■

 バージステ砦で大規模な傭兵募集があり、それに参加するセイネリア達。

 狩人エーリジャも仲間に加え、前回呼ばれずにちょっと拗ねたエルも入れての4人+樹海の火災後始末の仕事で一緒になった騎士アジェリアンとその仲間たちとも組んでの戦場編です。


■第八章:冒険者の章6■

 前に仕事をした魔法使いから、セイネリアへ仕事の依頼がくる。

 いつものメンツに、魔法使い、剣士にしか見えない女神官も加えて、首都の行方不明者事件を追う。魔女落ちする魔法使いとは……。


■第九章:冒険者の章7■

 再び魔法ギルド依頼による、前の仕事の後始末。

 魔女のせいで領主が廃人となった地での新領主選びに関わるセイネリア。今回のメンツは他にカリンとエルの二人、エーリジャは里帰り中。


■第十章:冒険の前の章■

 冒険者としてのランクが上がったセイネリアは更に他冒険者から狙われるように。

 冒険者のシステム紹介と各キャラの事情の話など。仕事外でのお話で短い章です。

 冒険者編に入ってからの主要登場人物紹介が頭にあります。


■第十一章:冒険者の章八■

 新しい仕事は、今までにもいろいろ関わってきたグローディ卿からの依頼。

 盗賊討伐から領地間争いに巻き込まれる……今まで仕事で組んだ人物や新キャラ等、登場人物が多いのでかなり長くなっています。また冒険者の章の纏め的な章でもありますので、ここまで関わった人々の話にある程度ケリをつけています。


■第十二章:騎士団の章一■

 セイネリアは騎士となって騎士団に入ります。

 腐り切った騎士団内部に呆れつつ、セイネリアが怠惰に慣れた連中を掻きまわしていく……ような内容です。


章の説明は、章が増えたら更新していく予定です。

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