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プロローグ
初投稿です
「ここは…どこだ?」
周囲を見渡せばアスファルトもない道、こじんまりとした町、青い空、赤い月、そして俺。っておいいいいいぃぃぃぃぃ!月が赤いってどうゆうことだよ!見たことも聞いたこともねぇよ!信じたくない仮説が頭の中をよぎる。
「まさかここは…日本、いや地球じゃない?!」
俺の名前は相原慧佑。何の変哲もない高校2年生だ。いつも通り学校にいって、いつも通り部活さぼって家に帰ってゲームをする。今日だっていつもと変わらない生活をおくっていた。しかし、そんな日々は唐突に終わりを告げたーー
「世界の再構築」
それは1000年に1度訪れる天上の光によって地上の8割以上が滅んでしまう現象だ。今はたしか前回から500年のはずだ。世間では仮想世界や地下都市を作ろうなどと騒ぐ政治家もいるが、どうせ次の「世界の再構築」が起こる前に死ぬんだ、そう考えていた。しかし世界は極光に包まれ破壊されていった。
………目の前が真っ白になった
…そして今にいたる。丸腰で知らない場所に放置され、携帯は圏外だ。
「あっ、これ詰んだ…」
ありがとうございます