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かみさまのきゃらくたー設定

祝・第2話。


地の文と、カッコ内に会話文があります。

雰囲気を表現するために、(笑)や(爆笑)などの表現を使用しています。

違和感を感じる方は、「w」に置き換えてお読みください。

ゲオルグ・バイエルン・シーゲルについて(A担当キャラクター)

 まずは俺からだな。

 人族の男で、21歳だ。


(B「なんかソーセージっぽい名前」)


 うっさい、えー、じゃあまあ好物はヴルストだ。


(B「ソーセージって言いなさいよ、おなじもんじゃん」)


 言い方にこだわりがあるの! たぶん。

 ユンカー……なんだ、貴族にあこがれる地主かな、の末息子だ。

 名前は ゲオルグ・バイエルン・シーゲル。

 いずれは騎士になるのを夢見て、家を出てきたんだ。


(B「げる?」)


 略すな!


(GM「げるえるげる?」)

(C「げろえろげろ?(ニヤニヤ)」)


 ゲロでもエロでもねえよ!


(B「(ちょっと考えて)……しげる?」)

(GM「ぶはっ」)

(C「(爆笑)」)


 (爆笑)おーまーえーらーなあ!

 えーとだから、小さいころから夢見がちで、騎士になるとか言いつつ、友人たちにはゲルだのエロだのシゲルだのと名前でいじられて。

 顔はいいはずなのだけど、やってることは三枚目というか、元気が良くて空気を読めないひょうきん者。

 空回りならまかせろ!


 で、どうせ末息子で相続も期待できないし、ギルド、冒険者……なんていうんだ?

 何でも屋?


(B「近代なのよね。王国から民主国に変わるころだから……工員?」)

(C「作業員とか」)


 しまらねえな!?


(GM「会社かな、人材派遣会社とか。派遣社員?」)

(B「うわーぶらっくー」)


 カンパニーとか言おうぜ、せめて。

 近代の有名な企業って考えると、権威だけはありそうだな。

 って、騎士目指すのに会社員になろうっていうのは何か勘違いしてるなこいつ(笑)


(GM「後先考えないくせに結論は安定志向という」)

(B「でもたぶん、なるのは安定してない末端構成員よね」)


 ……なんだよもー、ファンタジーの主人公やろうとしたのに、これじゃコメディじゃんか(笑)


(GM「それがいい」)

(C「あ、じゃあ、次やる!」)



サヤカについて(C担当キャラクター)

 あたしは、サヤカ。

 名前以外覚えてないの。


(GM「記憶喪失?」)


 そう。その、振りをしてる。


(ゲオルグ・バイエルン・シーゲル(以下シゲ)「なんでだ(笑)」)


 えっと、実はあたし、前世の記憶があって。


(GM「転生か」)


 そう、異世界で生活していた記憶なんだけど。

 その世界は未来世界で、技術も文化も高かったから、家族を楽させようと、ちょーっとばかりズルをしたら、偉い人とかお金持ちに目をつけられちゃって、逃げ出してきた。


(B「うわあ……」)

(シゲ「後先考えない転生者パターンいただきました!」)


 こっちで生まれて14年経ってるから、言葉も常識も普通なんだけど、どっかでぼろを出して追われるのが嫌だから、記憶喪失って設定。


(GM「どのくらい未来なの?」)


 えっと、アキツシマと同じくらいを考えてる。

 さらに別の世界のアキツシマかな?

 国の名前も変えたほうがいいよね、フソウとかまほろばとか。


(シゲ「同じ国でいいんじゃないか?」)

(B「同じ国だけど、別世界で名前が変わってるとか」)

(GM「アキツシマは、美称がいくつもある国で。サヤカの元居た世界はアキツシマそのものかは……」)


 うん、じゃあそうする。実際の国の名前は、GMに任せます。

 ファンタジーだから、魔術があるんだよね。

 近代の魔術ってどんな感じになるんだろうって、サヤカは興味があるよ!

 小さいころに魔術を教えてもらったかもしれない。


(B「じゃあアキツシマには魔術、魔法といったファンタジー要素がないのかも」)

(GM「いわゆるSF世界と。でもサヤカは転生したんだから、魔術の素養とSFの素養を兼ね備えているわけだ」)

(シゲ「あ、いーなー」)


 というわけで、記憶喪失がてら旅をしているので、だれか拾ってくださいな!


(B「よし、私の出番ね!」)



エレミアについて(B担当キャラクター)

 私の名前はエレミア。

 【黒曜石の輝きを持つ髪の一族のエレミア】よ。


(シゲ「まて、なんだそれ、ちょっと(笑)」)


 女、18歳、エルフっぽい族。


(サヤカ(以下サヤ)「っぽい!?」)

(GM「エルフなの?」)


 エルフ……っぽいの(笑)。

 エルフにあこがれてた両親がエルフっぽい名前付けちゃった。


(シゲ「キラキラネームだー!?」)


 もしかしたらほんとにハーフエルフかも?

 それともチェンジリングされたエルフの子供かも、と思い込んだお花畑な人族の両親がキラキラネームをつけた。

 耳がすこーしだけとんがってるから、エルフの血が入ってる可能性も無くはない。まあ本当にエルフなのかはわかんない。先祖にエルフがいて、先祖がえりした可能性もある。

 そして髪の色は金髪。黒曜石なのに金髪と言う謎。

 思春期を全寮制の魔術学校ですごして、散々からかわれまくったから、両親を殴りに逝こうとしてるとこ。


(シゲ「黒髪が希少なのか、ステータスなのか」)

(サヤ「古代人の末裔のしるしとか?」)

(GM「異世界召喚された未知の国の人たちが黒髪とか(笑)」)

(サヤ「そ れ だ! それならあたしも黒髪ってことで!(笑)」)


 ええええええ!?

 妹が出来た!


(サヤ「おねえちゃーん」)

(シゲ「妹違う、金髪だろ!(笑)」)


 ええっと、じゃあ、バカップル両親の新婚旅行(25回目)を追いかけてる途中で、行き倒れの妹を拾った(笑)


(GM「ほいほい」)

(サヤ「わーいおねーちゃーん」)


 思春期になる前にねじれまくったせいか腹黒で、職業は錬金術師、というか詐欺師。

 なんだけど、サヤカは憎めなくてちやほやしちゃうんだろうなあ。


(シゲ「なんか目に浮かぶぞ。金髪ロングでふわりとした印象なんだけど、鞭もってそうな(笑)」)

(エレミア(以下ミア)「ひややかな目で、こう……(手で目じりを吊り上げて)あなた、腐ったソーセージの匂いがするので、近寄らないでもらえますか」)

(シゲ「ひどい!?」)

(GM「で、サヤカにはデレデレと」)

(サヤ「おねーえちゃーんっ」)

(ミア「うふふ、さーや、なにかしらー?」)

(サヤ「えへへ、おねーちゃんおねーちゃーん!」)

(ミア「うふふふふっ……って、どれだけ私メロメロなのよ(笑)」)


(GM「みんないいキャラクターしてるなあ、ちょっとまとめるから時間頂戴ね」)

(ALL「はーい」)

>(B「(ちょっと考えて)……しげる?」)

>(GM「ぶはっwwww」)

>(C「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」)


このような「w」を使った文学的表現技法を、「草を生やす」と言います。

臨場感と共感を読み手に与えることが出来るようです。

この場合、さらにCに


>(C「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwバンバンバンバン」)


と記述することで、Cが顔を真っ赤にして息も絶え絶えに爆笑しながら机をたたき続けている場面を、読み手にありありと想像させ



はい。

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