予感
すみません。
めちゃ間が空きました。
これからは頑張ります。
テストとかあるけど頑張ります。
呼んでくださってる方
すみませんが気長に待ってやってください。
綾子は学校にいない
幸仁たちの発言をイマイチ受け止めれない。
理解できない。
俺が見た綾子は?
教室にいたのは・・・・・・?
早退した?
一時間前に?
俺がみた綾子は?
体中から汗がでる。
呼吸ができない。
目の前が闇に染まっていく。
「・・・・・・ら、・・・・・・・・・きら・・・・・・・」
俺が見た綾子は綾子じゃない?
「・・・・・・あきら・・・・・・・・・・晃!!」
ふと視界が明るくなる。
さっきまでの世界がそこに生まれた。
「オイ、晃・・・・・大丈夫か?急にボ―ッとしやがって。」
幸仁が乱暴に肩を揺らしてくる。
「晃、風邪なんかい?」
「保健室にいったほうがいいんじゃないか?」
七海と敬吾も心配そうに顔を覗いてくる。
「いや、悪い・・・・大丈夫だわ」
決して大丈夫ってわけじゃないが、とりあえず言っておいた。
「いや、お前なんかおかしいって、汗もかいてるし・・・・・」
「そうだよ、保健室いくべきだって。」
七海が腕を引っ張る。
「いや、マジ大丈夫だから、うんマジで。」
それでも敬吾も七海も、無理やりにでも俺を保健室に行かせようとする。
しかし、幸仁が間に入ってきた。
「まぁまぁ、とりあえず保健室には行きたくねぇんだろ?じゃぁ教室いくか?ここで突っ立ってるよりは座ってたほうがいいだろ?」
幸仁が二人を制して俺のほうを見た。まだ付き合いは1年程度だが、幸仁のこういうところには助けられてる。
だが、俺は教室にも行く気がでなかった。
どうしても綾子が気になった。
俺がいましようとしてることはきっと馬鹿な行動だ。
冷静に考えれば、綾子を見たのも他人の空似だと思えるかもしれない。たとえ本人だとしても、俺を避けているなら会わないのも当然だ。
それでも・・・・・・確かめなきゃいけない気がする。
嫌な予感がする。
そう思うと俺はすでに教室とは反対の方向に走ろうとしていた。
「おい、晃!どこにいくんだ!」
幸仁が俺を呼び止める。
「悪い!俺午後もサボるわ!」
「はぁぁっ!?」
三人が綺麗にハモった。
「ちょ、おい晃!!待て!!」
幸仁が制止の声を発したとき、俺はもう階段を降りかけていた。
この予感は不確かだ。
この予感に根拠も確証もない。
それでも俺は確かめなきゃいけない。