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快挙
レースが終わり、車両保管時間が終わり作業が許可されるようになってからメカニックたちはブースト圧を見るセンサーを総取替えしていた。
「これ全部取っちゃうの?」
「はい。多分故障している箇所だけ交換しても意味ないので。もう全部交換しちゃいます。」
「これでもう故障はなくなるの?」
「いや、ここからまたセンサーを交換したのでプログラムも書き換えます。」
「まだ作業続くんだな」
「そうですね。でも、私たちならチャチャッと終わらせちゃうんで。」
「さすが、プロだね。」
「僕たちはメカニックと一緒にレーサーに速く走れるマシンを用意するのが仕事ですから。」
エンジニアたちの作業は夜遅くまで続いた。
翌日…
「ついに2日目のレースだ。」
「今回は大丈夫だと思います」
「そうだね。昨日センサーとか交換していたからね。」
予選が始まる。
「おぉ!セクター1自己ベスト更新!」
「セクター2は全体ベスト!?」
「秋山選手すごいですね…」
「ターボの調子が戻るだけでこんなに速くなるんだな」
「まさか、ここまで復調するとは思いませんでした…」
結果、トラッソレーシングは史上最高位の9位で予選を終えた。
「これなら午後の大会ポイント取れるかもしれません」
「ですね。期待できます。」




