【プロットタイプ】互いに似てる
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
鏡花と諭羅は何処か似てるのかも知れない。
本質的な意味で。
鏡花は享楽主義である。生きているなら楽しまねば。楽しくないなら、生きていたって仕方がない。そんな言葉を出会ってから何十何回と聞いてきた。その計画性のない短絡的な行いに、何度振り回されたか分からない。兎に角、奔放なのだ。そうでもしないと生きていけない程に。
あんまり喫茶店ばかり行くのも、ふざけた真似が出来ないから。環境を変えたい。という意見があったので、鏡花と瑠衣にお邪魔する事になった。
普段出入りしているのはキリの方。何なら冗談で合鍵を作るという話も出たぐらいだった。そして今、バスや電車のダイヤ乱れで、三十分の遅れが出ている。インターホンを鳴らしても、人が近寄ってくる気配は無い。
中で何かあったのかも知れない。鏡花がちょっかいを掛けて、瑠衣があしらっているとか。珍しいことでは無いか。
「悪いな」
「別に。私も遅れた側だし、悪いね」
出たのは瑠衣だった。無表情だった。だから此方も愛想を売ることなく、そのまま家に上がる。
リビングに居たのは鏡花だった。体躯をぐるりと丸めて、眠りに着いている。顔元にスマホがあるところから、弄っている最中に寝落ちしでもしたのだろう。
「……少しの間も起きてられないのか……。奔放性も此処まで来ると筋金入りだね」
享楽主義。今が一番大事。楽しい事が最優先。今、寝るのが楽しい。ただそれだけの事。それに周りへの気遣いが無いこともある。
「まぁそう言うな。俺とお前以外なら、ちゃんと起きている。甘えてるだけだ」
「相変わらず評価が甘い事で」
普段から振り回している様だけれど、何だかんだで鏡花に甘い。懐に入れると最後まで見守ろうとする。
「計画性の無さは今の私にも言えた事だけど、鏡花は少し、奔放過ぎやしないかい?」
三十分くらい、起きてて欲しかったね。時間が無駄になる。
瑠衣がじっと此方を見る。それから視線を逸らし、また此方を見た。これは瑠衣が物を考える時の癖だった。そうして答えが纏まったのか、また口を開く。
「此奴は奔放そうに見えて、一応は先を考えている。だが無駄だと判断した途端、上手くいかないと思った途端、今までの計画を全て捨てる。入れ替えが頗る早いんだ。
……ある意味でお前と鏡花は似ているのかも知れないな」
「その理由は?」
「精神的に脆いところがある。其れを紛らわす為に奔放に振る舞うのが鏡花。塞ぎ込んで抱え込むのがお前。だが何方も先見の明があるから、一人でも生きていける。駄目にはならない。
……そろそろ起こすか」
乱雑に鏡花の腰周りに足を置くと、ぐりぐりとめり込ませる。すると閉ざされていた瞼が開く。
「んぇ〜、ゆらりぃ。おはようさん〜。寝ちったよぉ」
「帰ろうかと思った」
「辛辣〜」
メンタル的強さの度合い。
瑠衣>(越えられない壁)>鏡花>>>諭羅。
鏡花は人格を変えて、本心殺して生きているので、ストレスはそこそこ。
精神的に万全って訳ではなく、何方かと言えば鬱になりやすい。
そうした意味では諭羅と似てる。
何故昼寝したのか。
・遅れの連絡が入ったから。
・なんか眠かったから。
・諭羅なら許してくれるから。
・万全の状態で話をしたいから。
これだけの理由と、『瑠衣もいるから、諭羅を待たせる事も、締め出しすることも無い』という安心感から寝てます。
精神的な不安から、先見の明は有るんです。
それに対策を練る為に、計画を立てたり、根回しをしたりもするんです。
計画は立てる。一秒前には立ててなくても、秒で立てる。また違ったら秒で立てる。
『どうにかなる』なんて二人とも欠片も思ってない。
一人でも生きいける。
ヤワじゃないよ。2人とも、精神的に脆いけど、一人でも生きていけるよ。




