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Un..&Iimmense―アン・アンド・イメンス―  作者: ランヨウ
プロローグ
1/2

「深楽園」―イメンスフロンティア―

太古昔より、地球は円形の大地と円形の湖によって構成されていた。

そして約2000年前、とあることをきっかけに地球史は大きく動き出す。


赤字と娯楽の国、ジャポネーゼ―Japonese―

宗教と豊穣の国、ターキー―Takey―

差別と活気の国、インデオ―Indio―

贖罪と不死の国、アン・ケー―UK―

犯罪と武装の国、メカシコ―Mecaxico―


この五大国はオーバードロップ――資源過剰採掘のことだと思われる――によって、深層200m以下の領域を破棄、これによって深層自由化が始まった。


「ちょっとまてよぉ!なんだよ円形の大地って、完全におとぎ話じゃねーか!」


「そうね。深層に住むあたしたちにとっちゃ完全におとぎ話ね」


「でも地上の人から見たら俺らも充分ファンタジーなのかもなぁ。」と男の子が首をひねった


「まあ、そうねこんなに深い?らしいところに住んでいるのだから」と女の子はうなずいた


「それに、よくこの五大国っていうのも戦争やらしなかったもんだなぁ」


「あたしたちの周りじゃ普通がそうともかぎらないわけね」


「どんなんだろう地上って、、」

男の子は天井を見上げた


────────────────────────


自由化にともなって多くの地上の人々は一攫千金を狙いに深層にもぐっていった。そして、深層は発展を続け、大勢の人が夢を追い、豊かになっていき、地上の人々もその深層の恵みを享受した。


その発展と栄光は1000年続いた。いつしか深楽園―――イメンスフロンティア―――と呼ばれるほどに。


豊かになる深層民、力をつける深層民、それを恐れた地上民は深層民がそれ以上の力を手に入れないよう策を講じようとした。しかし、計画は破綻し、地上民と深層民の対立が深まってしまった。対立は、過激さを増し、ついに戦争が勃発した。

―――世に言う、第4次世界大戦である。


「結局戦争になってんじゃねーか!」


「ありがちな話ね。人は何度繰り返すんだろう、例え上手くいっても後悔と憎悪がのこるだけなのに、、、」


「そして、俺らがこの深層に閉じ込められたというわけか、、、」


「今となっては深層400m以上に行くと対深層防衛システムでこなごなになるといわれているけど、、、」


「ほんとなのかなぁ?」


「あたしはなにがなんでも行ってみたいけどね、地上に」


「それがお前の夢ってことか」


────────────────────────


それから何年たったであろうか。2人は深層に潜り続ける。ある秘密を求めて。


「おいIA!あいつ、、なんなんだよ!!イレギュラーか?!」

自律型部分人工知能が答える。

「いいえ。データベースにありません。これは...」

「まさか、アンノウン?!だと?!こいつが『王』って訳か」

「そんな前口上叩いてないで!一気に畳み掛けるわよ!コダマ!」

「よっしゃぁ!俺のウデマエなめんなよ!!おらぁぁぁぁあ!」


2人は深層の王に挑む。


はじめまして、ランヨウと申します。処女作になります。

拙い文章ですが、読んでいただけたら幸いです。

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