泥棒ってたのしいね!!
サブタイトルは適当です。
「鉄平さんはサイカの街から来たんですか?」
「そうです。あと半日もかからないうちにちに着きますよ。それから、僕のことは鉄平と呼んでください。」
「皆さん!モンスターです!」
ソフィーの言った通り、ゴブリンの群れが押し寄せてくる。20体ぐらいだ。
「魔力が回復したので、私の詠唱が終わるまでの時間稼ぎをお願いします!」
「はあっ!」
セレンは窃盗スキルを発動させ、ゴブリンの持っている棍棒を盗んでは遠くへ投げ飛ばす。それでも多少の攻撃を受けそうになるが、槍を持った鉄平が攻撃を受け流してくれている。
「いきます!ハイサイクロン!!」
風属性の広範囲魔法がゴブリンの群れを一掃した。
「ゴブリン相手にこの戦法はいいな!」
「そうですね!」
その後も何回かゴブリンの群れと戦闘した。そして、やっと街に着いた。
「あんまり大きくなさそうな街だな。」
「まずは宿を探しましょう。」
「それは僕に任せてください!」
鉄平に案内された宿の部屋に入る。
「改めて、明日の予定を決めましょう。」
「皆さんはオーブを集めているんですよね。」
「ああ、そうだ。」
「オーブはこの街に住んでいる領主が持っているはずですよ。」
「ええ、その領主さんに相談してみようかと。」
「それは厳しいですよ。」
「どうしてだ?」
「あの領主、かなりの自己中なので、簡単には行かないと思います。」
「そうなんですか。」
困った。どうすればいいんだ。
「どうしましょう。」
「よし、盗もうぜ!」
「「賛成です!!!」」
翌日、セレン一行は領主の屋敷の前に来ていた。
「いくぞ、隠密!」
セレンは隠密スキルを使った。そして、屋敷内部に侵入していく。
「見張りがいるぐらいで、領主の姿が見えないですね。」
「出かけているのかもな。」
各部屋に回り、オーブを探す。
「お、高そうなネックレス見つけましたよ!!!」
鉄平は「高そうなネックレス」を手に入れた!!!
これが最後の部屋だ。絶対ここにあるはず。
「ありました!!!」
ソフィーは「パープルオーブ」を手に入れた!!!
「やったな!!!」
一行が喜んでいると………………?
「キサマラ、ナニヲシテイル!!」
いやー、今回もクソですねー!
正直な感想をお願い致します!!!