消えない後ろ姿
ほんの一瞬でした
その後ろ姿に目を奪われて
名も知らぬあなたに恋をした
恋はするものじゃなく
落ちるものだと知ったあの日
もういつの日だか思い出せないけれど
あなたの後ろ姿はまだ今も胸に残っています
そして春のあの日
この想いを伝えました
あなたはもう覚えていないだろうけれど
まだ今もこの想いは消えません
たぶんあなた以上に消えて離れない人はいないでしょう
あなたにとっての私は
名も知らぬただの後輩だったでしょう
でも 私にはたった一人の想い人でした
いや 「でした」ではなく「です」なのかもしれません
この消えぬ想いはどうしたらいいのでしょう
また どこかで会えると信じて
今日も一日過ごしています