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後輩

 モニタールームで見ていた小南は、

「何だか、武装見せてたみたいだね。部長は。」

「そうですね。日向さんは、聞かなかったですからね。」

 副部長が答えた。

「律儀に全部見せたってわけですね。」

と、美星。

「あくまでも、正々堂々にこだわる。如何にも部長らしいです。」

 百地は、鋭い眼光でモニターを見つめたままで会話にくわわった。

「ついに、部長がアレやったけど、日向んは秘密に気がつくかな?」

「そうですね…。」

「おっ、百々っち。どう思う?」

「私が、思うに…。アレの秘密の事を考えるよりも、アレに対応する事を考えるかと…。」

「えっ…。それって…。」

「はい。日向んの考える方向が変わってますよ、最近は。」

「げげげ。強くなるフラグが立った?」

「流石、転生者といったところでしょうか…。」

「それにしても、百々っちよく見てるね。」

「はい。私、負けたくありませんから。」

「そっか、百々っちもか…。私もうかうかしてられないな。」

「本当のライバルは身内に居る! だね。」

と、副部長。


 その言葉に美星は首を巡らせ、小南、百地、副部長を見た。そして、思った。

『皆、目が笑ってない。後輩を見る目じゃなくて、敵を見る目だ。』

と。

 その事が、何だか嬉しくもあり、寂しい自分がいると気が付いた。

 『私は、こっち側の傍観者か…。』


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