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104/104

(仮)

 校門を出て、しばらくするとようやく、ホッとした。緊張していたんだと自分でも判った。


 そこに、

「今日はどうでしたか? 日向さん。」

と、部長さん。

「初めての人と戦うのは、楽しいです。まさか、音で居場所が判るなんて凄すぎです。」

「色々な意味で初めての人って感じだってけどね。」

 小南先輩が加わった。

「確かに、『不思議ちゃん』なんて滅多にいないですからね…。」

 副部長さんも。


 えっと、うちには…。


 超絶美女部長さんとか…。

 ロリっ娘高校生とか…。

 バスケボールプロ並みとか…。

 凄腕プログラマーとか…。

 プロ突っ込み担当とか…。

 何より、忍者女子高校生いますけど!


 なんて言えないけど…。


「これで一応、他校戦デビューですね。」

 美星先輩が部長さんに確認ぽく言った。

「そうですね。でも、本番はこれから…。予選大会がありますからね。」

「さっき、言ってたやつですね。」

「いざ行かん、全国の猛者もさ達が群雄割拠ぐんゆうかっきょする戦いの地へ。」

 百地先輩がいつの間にか側にいた。


 皆の言葉を噛み締め、私なりの答えが出た。

「私、解りました!」

「何がですか?」

 部長さんの期待に満ちた目。


 右の拳を握り締め、力強く、

「私達の戦いは、、、、、」


 その言葉は、飛びかかった部員全員によってはばまれた! 思いっきり口を押さえられたよ。

「もが、もが…。」

 さっきのエロ部長さんみたいになった。


「危なかった…。」

 顎の辺りの汗をぬぐう小南先輩。

「本当に、危なかったですわ。」

 部長さんも額の汗を拭う。


 何が起きたか分からず、『モガモガ』やっていると、不意に開放された。


「日向さん。」

 今までにない程の真面目な声で部長さんが、

「今のは『終わりの呪文』。決して、口に出してはいけない禁断の呪文です。」

「『終わりの呪文』!?」

「そうです。『滅びの呪文』よりも恐ろしい『終わりの呪文』…。」

「そ、そんな呪文があるだなんて…。」

 驚きの真実だ…。

「気を付けてください。」

 美星先輩が念押しした。

「気を付けます。」


 危なかったよ…。


 この世界(小説)を終わらせるところだった。



 そんな身近な世界の終わりを回避したところへ、

「なあなあ。」

と、八束先輩が声をかけた。

「ちょっと、気になってたんだけどさ。」

「あら、何でしょう?」

 部長さんが対応する。

「日向んってさ…。」

「私ですか?」

「そそ。」

 何だろうと、

「なんで、正式にパイロット登録しないんだ?」

「へ?」

 皆が、何の事やら解らない様子。

「この前タブレットのデータ見た時に、気が付いたんだけど、言いそびれてさ。」


 あの時?

「ずっとゲストログインでさ、パイロット(仮)になってたから…。」

「パイロット(仮)!?」

 またまた、驚きの真実…。


 その時、私はまだ(仮)だったんだと知った。





鉄鋼の戦乙女(仮)







……蜜柑。


 最後まで読んでいただいた方、ありがとう御座います。


 今回で【鉄鋼の戦乙女】シリーズの始まりの『(仮)』編は、最終回です。


 でも、シリーズは[蜜柑]なので…


 当然、続きます!(笑)



 只今、続きを執筆中…


と、言いたいのですが…


 他のアイデアが、頭の中にいっぱいになってまして…


 現在は、ストーリーのアイデアを貯めつつ、他の小説を書いてます。



 次の投稿まで、待っていただけると喜びます。



 


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