なろうオススメ底辺作品 第2回 『現代魔術師の新世界見聞録』
金曜日、土曜日と仕事を無断欠勤してしまい週明け月曜日の午前中、ハラハラドキドキしているところで目を覚ましました。
え〜、なんと言いますか本当の恐怖がそこにありました。しばらく布団の中でガチガチ震えていた程でございます。
どうも、もりです。
そんなわけで前置きは終了です。『オススメ底辺作品』第2弾でございます!
お花畑の隅にひっそり咲く一輪のタンポポ。タンポポだって花じゃないか。よく見たらキレイじゃないか。そんな作品を紹介していきたいと思います。
『現代魔術師の新世界見聞録』 作者:葉隠則宗 (N6548DA)
完全にヤラれました。ネット小説に求めるものの一つがここにあると思います。それは妄想の大爆発!
エッセイ大好きです。書籍化された作品も唸らせるものがあります。
ですが自分はこういう作品も読みたくて『なろう』を徘徊しているわけです。
自分の作品もある意味妄想の大爆発が産み落としたチリのようなものなのですが……。
(女神あり、魔神あり、聖剣魔剣あり、云々)
この作品を一言で現すなら「のっけ盛り」
ありとあらゆるオイシイ部分が、これでもかってくらい時に繊細に時に乱雑に盛り込まれております。
現代魔術界に革命を起こした人物を祖父に持ち、【東方の賢者】【武神】と字される人物を父に持つ主人公。彼が実家に帰ってくるシーンから物語が始まります。
正直コレだけで食欲が増します! 血行が良くなります! まさにノー・ストレス!
訪れる客もそうそうたる面々。そして物語を彩る魔術の数々。ツンデレ妖精に妹属性の創造神。
きっと引く人もいるかと思います。でもいいんです。尖ってこそネット小説なんです。
正直に言いますとこの作品を紹介するのは悩みました。決して文章が上手いわけではなく、ともすれば「皮肉ってるんじゃね〜の」と勘ぐられるのが怖かったからです。
思い直せば第1回で紹介した『紺碧 遥かなり』はそういう点では楽でした。作品の質が高く、手放しで賞賛できましたから。
自分が文章の上手い下手を語るのは烏滸がましいのですが、それでも回を追うごとに上達が感じられます。
いつのまにか改稿されていた『第0話』も当初と比べてものすごく読みやすくなりました。
しばらく更新が途絶え「とうとうエタっちまったか」と不安に思ってました。しかし最新話が投稿されホッとしております。
読み進めていくうちに、あまりの軽快なストーリーにハマります。かもしれません……。
気になった方は検索してみて下さい。または自分のブックマーク『連載中U100』から飛ぶことが出来ます。
ではでは。