ジャンル別ランキング日間11位 週間31位
え〜、最初にお礼を申し上げます。
この度、当エッセイ『日々雑感 『小説家になろう』底辺活動報告』がめでたくジャンル別ランキング日間11位 週間31位となりました。
開店祝いの花飾りとも考えてはいるのですが、それでも好感を抱いてくれたからこそのポイントでありましょう。
どこの誰だかは存じ上げませんが、何となくうすうす感づいてはいるのですが、この場をお借りして感謝の意を申し上げまする。
そして気づきました。エッセイの層の薄さというものを……
想像してみました。エッセイランキングに燦然と輝くガチのファンタジー小説。
自分の面の皮も相当なものと自負しているのですが、そこまでは踏み込めません。せいぜいいつもやっている『感想クレクレ詐欺』が関の山でございます。これでもそれなりに面の皮は必要なんですけどね。
話がこれだけですとちょっと寂しいので自作を書くにあたり切っ掛けなるものをお話して締めたいと思います。
『女神と魔神と…オッサンと!?』
ざっくばらんに話しますとこの物語はハイファンタジー小説です。自分は中学生の頃からファンタジー小説が好きで読み漁っておりました。指輪物語、アーサー王物語を始めとする王道から、水野良先生のロードス島戦記、田中芳樹先生のアルスラーン戦記、栗本薫先生のグインサーガ辺りは連載中ということもあり次巻を今か今かと待ちわびていた記憶があります。と、年がバレる……。
小説を書こう。大好きなファンタジー小説を書こう。ならどんな物語しようか?
考えた結果が、普通のオッサンが聖剣と魔剣を両手に神と魔神を引き連れ伝説になっちゃった。色んな物をこれでもかってくらいてんこ盛りに乗せたら面白いんじゃないだろうか?
当時の思考回路は今となっては全くもってよく分かりません。ハイになっていたのは確かでございます。
そうしてプロットを考えていったのですが、どうも話が膨らまない。当然です。いきなり最強なんですから。ってことで主人公弱体化計画が始まりました。
神はやっぱり女神だよね。女神と恋物語いいよね。完全にアホです。しかし勢いとは何と恐ろしきものか。脳内会議で即採用でした。
そしてそれを中心に話を作り上げていきました。
まずは全員をはなればなれにしてRPGの王道でもあります徐々に仲間が増えるという手法をパクらせてもらいました。
女神の出会いは? いくらつじつまを合わせようとしても普通のオッサンが女神と出会って恋に落ちる、鼻でお茶が涌いてしまいます。へそで笑ってしまいます。
ここはもうしょうがない。歴代ガンダムが歩んできた手法、偶然の出会いなるものをパクらせて頂きました。
ただ偶然ってのも芸がない。ってなことで辺境『アレンカールの町』を偶然を誘発する舞台として用意しました。辺境ならあらかた何が起こっても不思議じゃないよね。当時はそう思っていました。いやいやそんなことはないと思い返すのは書き始めてからしばらくたってからのことでした。
やべ!1000文字越えた。もうすぐ終わりにします。
一番悩んだのは、伝説になるためには世界を救わなければなりません。「オレが世界を救ってやるぜ!」オッサンはそんなこと絶対考えません。オッサンはネット小説を書こうかどうしようかですら悩みます。なので、これは悩みました。そうしてオッサンを追い込んでムリクリ戦いの場に引きずりだそう考えました。オッサンを罪人に仕立て上げ居場所を徐々になくしていこうと考えました。それが20万字以上を費やすとは当時全く考えずにいました……。
もっとたくさんのことを考えました。女神のこと、魔神のこと、聖剣や魔剣のこともそうです。400年前くらいから300年後くらいの妄想大爆発した、絶対に人に見せたくない恥ずかしい年表も作りました。当然この物語もエンディングまで大筋決めております。
それらのエピソードはは今後ここで小出しにしていくつもりです。
それでもまあ甘さは実感しております。しかし読んでくれる方々、何かしらのリアクションをしてくれる方々のおかげでなかなか楽しく『なろう』底辺生活を過ごしております。
ではでは。