『なろう』作者 いいことあるある。
拙作『女神と魔神と……オッサンと!?』
最近は更新を止めて改稿作業に没頭しております。
これがなかなかどうして楽しい作業でして、そして勉強になりまする。
感想、コメント等で自分の作風が「風のよう」「軽妙」「寂しい」「切ない」と書かれました。
え〜、全く意識しておりませんでした……。(笑)
それからというもの、以上の指摘を意識して作業を進めていたのですが、なるほど確かに!
文字数は回を追うごとに多くなってきているのですが、雰囲気は逆にスッカスカになってきているような気がします。
嬉しいもんですね。こうやって自分の気づかないところを見つけて頂けるってことは。
どうも、もりです。
小説を書いていると、上記のこと以外にもちょっとした快感があります。
ポイント? ランキング?
確かにポイントが増えれば嬉しいことは嬉しいのですが、こちとら底辺、快感を得るに至った試しがありません!
書籍化?
夢のまた夢でございます!
それはと言いますと、会心のフレーズが頭に浮かんだ瞬間、そして一歩踏み込んで読者がそこに気づいてくれた瞬間でございます!
フレーズだけではないですね。自分のこだわりポイントを読者がうまい具合に読み取ってくれた瞬間。そこに快感がございます。
え〜、これは自分のことですので、みんながみんなそうとは限らないですよ。
ですが、多くの「なろう」作者は同じ思いをしていると思います!
さてさて、再び拙作『女神と魔神と……オッサンと!?』に戻ります。
先ほど改稿作業中と書きましたが、ちょっと何か書きたくなってしまい、ヒロイン目線の短編を一つ書きました。
脳内プロットをテキストに起こしながら、話を進めていったのですが、その時とんでもないほどナイスなフレーズが頭に思い浮かびました。
こ、これは凄い……。久しぶりの感覚です。ものを書いている人は、一度ならずあるはずです。
まあ、テキストに起こして、アレ? アレレ? と思うほうが圧倒的に多いと思うのですが……。(笑)
とにもかくにも、意気揚々と投稿しました。反応はいかに!
気づいた雰囲気はありませんでした……。
でも、大体はこんなもんなんですよ。
自分でイイと思っていても、読者の立場になってみるとね。客観視ってなかなか出来ないもんです。
ひょっとしたら物言わぬ読者のなかに気づいた人がいたかもしれませんが。
気づいてくれないことを否定しているわけではありません。
感想やコメントを頂けることは、自分としては評価100ポイントを上回るものだと思っております。
なんせ、ポイントと違い手間をかけているのです。重みが全然違います。
こういうことってあるよね〜。あははのは〜
それくらいで受け取っていただければ、ありがたく思います。
だからと言って、アピールポイントを説明する気にはならないのですけどね。
「書き手」ってもんは変な生き物かもしれません。
ではでは




