なろうオススメ底辺作品 第4回 『吾輩は家猫である。』
拙作『うんちーと! 〜カンナと呪の人形の異世界彷徨記〜』のアクセス解析を見ると、どうも1日に1回は通して読んでいる人がいるようで『話別解析』には『1人』の数字が並んでおります。
ひょんなことから辿り着いた誰かが読んでくれているのか、はたまた1人の人が毎日読経のように読んでくれているのか分かりませんが、完結して1ヶ月以上も経つ作品なのに未だにアクセスがあります。
なんともありがたい話でございます。
どうも、もりです。
早いものか遅いものか、この企画もめでたく4回目を迎えることが出来ました。
スーパーにも並ぶことはない、ひび割れ歪み廃棄処分を待つ、見てくれの悪い野菜たち。だけど口にしてみて下さい。きっとみずみずしいことでしょう。
そんな底辺作品を紹介する『オススメ底辺作品』。
今回は短編を紹介させていただきます。
この企画を進めていく上で「お気に入りユーザー様の作品は極力避けよう」と考えておりました。特に理由はあるようでありません。逆を言えばないようであります。
いやね『お気に入りユーザー様ワールド』になりそうだったので避けることにしたんですよ。
ですが今回、お気に入りユーザー様ではありますが、短編だし、こ、これだけはゆるして……。と思い『禁』を破って紹介したいと思います。
『吾輩は家猫である。』 作者:フェフオウフコポォ (N8744DE)
作者でありますフェフオウフコポォ様。普段はアホ全開の作風です。
クスっとくる作品は『なろう』でもよく見かけますが、自分はこの作者の他の作品を読んで、腹を抱えて笑いました。
これは『なろう』を読んで初めてのことです。
ある日のこと自分のトップページに『吾輩は家猫である。 作者:フェフオウフコポォ』の文字が。「笑えるの?」そんな拭い切れない何とも言えない違和感にクリックする手は止まりませんでした。
読み進めていきます。どこで笑わせてくるのか、ドキドキワクワクです。
読了後、いつもと調子が違います。腹を抱えて笑っているはずの自分の目からは、なぜか汗のようなものが流れているではありませんか。
短編でここまで心を揺さぶられたのは初めてかもしれません。
『なろう』はやはり広くて深い、そう思わせる作品でした。
切ないけれども温かい作品です。これは何気に自分の目指す所であります。
5分ほどで読了可能と思いますので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
気になった方は検索してみて下さい。または自分のブックマーク『短編』から飛ぶことが出来ます。
ではでは。




