次回作の話なんかしてる余裕あるの?
炭水化物抜きダイエットと言う言葉を耳にしまして、素人ながらも炭水化物抜き、ちょっとやってみました。
重要なのは『炭水化物抜きダイエット』じゃないということです。ただの『炭水化物抜き』を実践したということです。
ですが、これが以外に難しい。
執筆の合間、小腹が空きます。さて、いつものように大好きな『魚肉ソーセージ』を求め冷蔵庫を漁ります。そしてふと成分表を眺めると「主成分:炭水化物」
まさかと思いとなりのちくわを手にとります。「主成分:炭水化物」
魚って炭水化物で出来ているのでしょうか?
しゃーない、牛乳でも飲みますか。「主成分:乳糖」
主成分が糖質だった事実もあるのですが、その語感にクラッときました。深夜だからでしょうか。
難しい……。
どうも、もりです。
懇意にさせてもらっているお気に入りユーザ様がですね、最近二人も次回作の展望を書いていたのでありますよ。
一人は『ガチ』な作品を書いている方。自分も多大な影響を受けているユーザー様で、普段は人間というものをリアルに深く掘り下げた作品を投稿しています。
一人は、一言で言うなれば『アホ』でしょうか。しかしバカにしてはいけません。徹底しているのです。作品を読んで思いました。こんなアホ見たことがない。こちらも自分、大きく影響を受けております。
一人目、ユーザー名を出すのは憚れますので「ガチ様」とでもしておきましょうか。
そのガチ様がですね、新作は本人は苦手とおっしゃっているギャグメインの作品を手がけるつもりだそうです。今の作風はギャグの欠片もないというのにです。
二人目、これも憚れますので「アホさん」で。
アホさん、次回作はお涙頂戴物の切ないSFを手がけたいとエッセイに書いてありました。普段は徹底したアホ路線なのにです。
どちらもプロットを読むだけでワクワクする内容です。
自分はいま執筆中であります『女神と魔神と……オッサンと!?』。これが終わったら自然と読専に戻るのだろうな、と漠然と思っていたのです。
しか〜し、二人のチャレンジ、否、フロンティアスピリッツを感じてですね、なんか書きたいなと衝動に駆られてしまったんです。
そういや自分はファンタジーの他に歴史もちょくちょく読んでいました。今も小説ではないですが関裕二先生の『壬申の乱の謎』という本を暇を見ながらゆっくり読み進めております。
歴史、難しそうではあります。カッチリした事実をストーリーとして組み上げるなんて自分にはムリでしょう。ならばやはり創作しかありません。
ネアンデルタール人の恋物語……だいたい20万年前くらいですか。歴史過ぎます。資料も骨しかありませんし。大好きな敬語女子もおそらくは居なかったと思われます。だいいち想像もつきません。
やはり歴史の隙間を狙うことにします。
タイトル『いち』(仮)
時は戦国、堀越城城主大浦為信が謀反を起こし石川城を制圧します。その後勢いを増した為信は勢力を拡大、肝を冷やした周囲の城主は次々と為信に降参していきます。ですが高潔な人柄で知られる田舎館城主千徳政武だけは、主君への義理を貫き為信軍3000名を300名の兵士で迎え撃ちます。かなりの激戦だったそうですが、政武は敢え無く自害に追い込まれてしまいます。その際、後を追おうとした妻いちに「逃げよ」と命じました。
逃走後いちは保護されるのですが、その逃走中の資料はおそらくありません。
そこら辺を創作しながら書いていくのは面白いかもと思ってしまいました。
しかもいちのラストは壮絶です。気になる人は『千徳於市』でググってね!
主人公いちはモチロン自分の大好物であります『寂しげな敬語女子』で!
上手いこと書けばかなり面白い話になると思います。その上手いことが問題ですが。
とにかく今の連載をどうにかしてからの話でございます!
しかも歴史は難しそう。




