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俺Tueeeハーレムが嫌いなので、ハーレムになった勇者から殺していきます。

作者: やゆいの木
掲載日:2026/03/23



「さあ、異世界に行き世界を救うのです……!」


……はい、これで100人目。


チートを与えて送り出すのはいい。

それが私の仕事だし。


でも――どうしてこう、全員同じことをするのかな。


魔王を倒す前に女を侍らせて、気づけばハーレム。

前の勇者なんて、魔王城の目前で宴会してたんだよ?

「ここ景色いいな」とか言いながら。


……魔王を倒せ、魔王を。


最終的には満足して、誰も戦いに行かない。


――そんな勇者、いらねぇだろ?


……ああ、なるほど。



「ハーレムを作った時点で、殺していこう」




まずさっき送った勇者100号。

あいつには“何でも切れる聖剣”を与えたはず……


様子は……っと。



「勇者様素敵♡」むにっ

「勇者様かっこいいです♡」むにっ



神罰・雷撃(グレネード・サンダー)


――あ。


やべ、殺しちゃった。


もうちょっと観察してから判断する予定だったのに……

まあいいか!どうせああいうタイプ、三日でハーレムだし!


……次。



次の99号には、望んだ魔法を作れる魔導書を渡したなー。

女関係まっさら、誠実そうな人を選んだし……今回は大丈夫なはず!


様子は――


「勇者様♡お体洗ってあげますね♡」むにっ

「あーずるい、私が洗ってあげるの!」むにっ


……はい。


神罰・毒(アクシア・ポイズン)


――あ。


やべ、また殺しちゃった。


まあいいよね!あれも普通にハーレムだったし!

ていうか胸で体洗わせてるの何、どんな文化よ。気持ち悪。


次。



「じゃあ僕は女の子を好きにできる能力が欲し――」


神罰・桶(デス・タライ)


――ゴンッ。


うん!論外!


……最後まで聞く必要もないわね、これ。


次!



神罰・トラックア・ビューティフォー・スター”――ドンッ。


はぁ……


これで99人目。


100号から始めて、もう99人だよ?


……ほぼ全滅じゃん。


つぎぃ。



ついに1号か……


最初に送り出した勇者だし

どうせどこかの街で女囲って、いつも通りやってるんでしょ。


様子は――


……あれ?


幹部戦?

しかも魔王城前の、最前線?


他の勇者なら、覗いた瞬間に「キャー♡勇者様♡」って囲まれてるのに……


――え。


普通に戦ってる。


……えー、好きぃ♡


いやいや、気を抜いてる場合じゃない!


こういうやつに限って、どうせ適当に倒してドヤるだけでしょ――


……え?


倒したあと、仲間を労って……解散?


しかも、パーティーに男がいる?


……は?


いつもの勇者たちは、自分以外女で固めて、幹部倒したらそのまま宴会なのに……


しかも……経験値ダンジョンに入ってる?!


え、あんなとこ入ってもキャーキャー要素ほぼ無いのに?!


……こいつちゃんと、勇者してるわ。


……


……え、好き。


しょうがないわね。

ちょっとくらいサポートしてあげてもバレないでしょ。


――剣の刃こぼれ、修復しちゃお。


うわ、今度はお金足りなくて装備買えなくて落ち込んでる……


しょうがないなぁ。これは“進行補助”だから。


女神権限――ドロップ率、ほんのちょっとだけ上昇♡


……


……ちょっと盛りすぎたかも。でも、まあいっか!支援も仕事だしね!



支援魔法あげても、進むの難しくなってきちゃってる……


……そりゃそうよね。

あの子にあげた能力、“超再生”だもん。


……


……いや、でも。


このままじゃ普通に死ぬわよね?


……


――よし。


ちょっとだけ。ほんのちょっとだけなら問題ないでしょ。


私も下界に降りて、お手伝いしちゃお。


……これも支援にカウントされるっしょ!




私が加入した甲斐もありついに1号が魔王を倒した。


「やっぱり、私の目に狂いはなかったわ……。1号、あんたこそが真の――」


魔王が消滅し、平和が訪れた世界。


1号が口を開く。

「……みんな、よく頑張ったな。平和になったし、これからは……」


くるぞ!

「故郷に帰って、静かに暮らそう」とか言うんだよね!?


「……これからは、お前ら全員、俺の妻として、みんなで幸せになろう」


男女問わず抱きしめ、デレデレと鼻の下を伸ばしている。

その顔は、今まで殺してきた100号から2号までと、全く同じ「クズの顔」だった。


そして1号は、私を抱きしめる。


……あ。


……


神罰・拳アッパー・デス・パンチ




「異世界部署やめよ!」




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