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第17話 末路

今回は残虐な表現があります。苦手な方は、スルーして下さい。

また、犯罪行為を助長するものではありませんので、誤解のないように願います。

あくまでも、『フィクション』です!

「…………警部、サッカー部と野球部の部室に女子が一人ずつ監禁されておりました。」


「よし、身元の確認は済んだか?」


「それが、吉羽と六平の関係者の様でして。」


……………………不味いぞ、表沙汰になったら、我々の責任問題になるな。


「無かったことにしろ!部員を含めて箝口令を。」


「はっ、では女生徒達は……………………」


「始末しろ。そんなものは最初から居なかった、良いな!」


『そうはさせないよ?』


えっ?………………………………


※※※※※※※※※※


「釈放だ、もうすぐ迎えが来るがここには居られないから出ていってくれ。」


警察署の、裏口。

股間を押さえた男たちが追い出されて、呻いていた。


「イテえ、早く医者へ連れて行けよっ!」


『残念、お前たちには迎えはもう来ないよ?』


「えっ?」………………………………


※※※※※※※※※※


「なにっ、失敗しただと!」


「はっ、刺客は全員死亡又は重体です!」


何て事だ……………………不味いぞ。


「次の手を打っておけ。方法は任せる。何としても今日中に始末しろ!」


『そうはさせないよ?』


えっ?…………………………………………


※※※※※※※※※※


「おいっ、ホントにここでいいのかよ!」


指示されたのは、余りにも立派なお屋敷で。

OBに突然呼び出されたと思ったら、灯油缶とターボライターを持たされて連れてこられた裏口。

連絡が入ったら火を放ち立ち去っていいと言われたものの、これって立派な犯罪だよなと思う間もなくメールで実行指示が来た。

見張りの方を確認し、ゴーサインが出たので歩き回りながら灯油を蒔き散らし火付け役がライターで何箇所か着けて回った所で…


『ふっ、本当にやるとは思わなかったぞ。』


えっ?…………………………………………


※※※※※※※※※※


「お〜い、今日は残業だとよ!」


そうか、今日は、『残業』か。

年に何回か、有るんだよな。


「今回は、数が多いらしいから気合を入れて行くぞ。」


ここは、準公営の、火葬場。

お役所らしく、残業などはあり得ない職場だ。

勿論、『残業』とは隠語で、燃やして始末したいあらゆる物が運び込まれてくるんだ。


作業に当たるのは、場長と俺だけだ。

二人共身寄りが無いからこの役目に選ばれて、もう何年経っただろうか。


次々と運ばれてくる、柩。

かなり重く、多分だけど複数の『物』が入っているんだろうな。

ほぼ全部の柩から、まるで暴れているような音がしていた。


「場長、今日の『物』は、うるさいですね?」


「ああ、依頼主の指示でこのまま焼いてほしいそうだ。」


「………………………………何をやらかしたんですかね?」


「長生きしたかったら、詮索しない方がいいぞ。」


「そうですね、始めますか。」


炉は全部で十箇所。

今日の『残業』は3周回さないといけないようだから、『お手当』が期待できそうだな。


扉を開けて、柩を流し入れ、次々とボタンを押してセットして行く。

旧式の炉だから、時間が掛かるんだよな。


朝までに終わるといいんだけど。

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